【2024】オーストリアの人気バンドまとめ
クラシック音楽の愛好家や演奏者であれば、オーストリアはまさに憧れの国。
「音楽の都」と呼ばれるウィーンの存在はそれほど音楽に興味がない方でも知っているでしょうし、モーツァルトやハイドンなど歴史的な巨匠を生んだオーストリアはまさに音楽の国ですよね。
ところで、オーストリアのロックやポップ、メタルなどのバンド事情はどうなのでしょうか。
日本ではあまり知られていないオーストリアのバンドシーンを、この記事ではジャンルを問わず多数紹介しています!
オーストリアならではのバンドも多く登場しますから、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
もくじ
- 【2024】オーストリアの人気バンドまとめ
- EnergiaRusskaja
- Butterfly TreeExcuse Me Moses
- Conjuring The DeadBelphegor
- MaschinBilderbuch
- Legion Of The SeasVisions of Atlantis
- Stuck in somethingDisharmonic Orchestra
- Flight On An Angels WingDeadsoul Tribe
- Live Is LifeOpus
- HigherEdenbridge
- Don’t Be Afraid Of The DarkRoterfeld
- GoodbyeEscape Artists
- I Am YoursThe Makemakes
- VaknoidDenk
- Why Can The Bodies FlyPungent Stench
- Turn UpGuadalajara
- Death CloudCloud Control
- RosannaSebastian Hardie
- Megamixjoy
- StarvationThe Golden Dawn
- Frozen Lunar AutumnThirdMoon
- The InfiniteDargaard
- AfterglowOur Ceasing Voice
- Drift.spout
- The Moment Is NowEdenbridge
- Turn Me OnThe Grates
- GravityHUNGER
- BaltikumDer Blutharsch
- AsmodeusASMODEUS
- Chapter IVEstatic Fear
- COLD HANDSVelojet
- Stoned WallART BOYS COLLECTION
- Schwarze PuppenAngizia
- All NothingThe Good China
- DuonyunohedeprincesKlockberk Orange
- Get You Back’Oh Mercy
- Spit It OutJust Friends And Lovers
- Zu Träumen wecke sich, wer kannDornenreich
- MärchenprinzErste Allgemeine Verunsicherung
- Son of PerditionHollenthon
- Der Mann Mit Dem KoksStahlhammer
【2024】オーストリアの人気バンドまとめ
EnergiaRusskaja
ロシアン・ターボ・ポルカ・メタルという、一聴して想像がつかないほどのユニークなジャンルで我々を魅了するルスカヤ。
その音楽性は、ロシアの伝統音楽とポルカ、スカ、さらにはメタルとファンクが融合した、前代未聞のサウンドを生み出しています。
2005年の結成から2023年の解散まで、彼らは一貫してオーストリアの音楽シーンに新たな風を吹き込み続けました。
特に『Energia!』や『Peace, Love & Russian Roll』などのアルバムは、聴く者に強烈なインパクトを与えます。
ウクライナ危機の影響で活動中断に至ったという悲劇は忘れてはならないですし、その独創的なサウンドは音楽ファンの心に永遠に残り続けるでしょう。
彼らの音楽に触れたことがない方でも、一度耳にすればその魅力に引き込まれること間違いなしです。
Butterfly TreeExcuse Me Moses
エクスキューズ・ミー・モーゼスは、オーストリア・ウィーン出身のロックバンドとして2000年にその歴史をスタートさせました。
ファンクロックから出発し、音楽性の進化を遂げた彼らは2005年、よりロックに焦点を絞ったサウンドを追求するためバンド名を変更。
その転機を迎え、2006年には大物アーティストのウォームアップアクトを務めるなど、注目を集めました。
サマーソニックのような大規模フェスに出演し、2007年にはアルバム「1st Last Will」でオーストリアのチャートに名を連ねるなど、その活動は幅広い層に受け入れられています。
特にシングル「Summer Sun」は多くのリスナーを魅了しました。
ポストグランジやオルタナティブポップの影響を含む彼らの音楽は、エネルギッシュなライブパフォーマンスと相まって独自の魅力を放っています。
Conjuring The DeadBelphegor
オーストリアのザルツブルクで1991年に結成されたベルフェゴールは、デスメタルとブラックメタルを融合させた独自のサウンドで世界中のメタルファンを魅了しています。
彼らの音楽は反宗教的でニヒリスティックなテーマで知られ、挑発的な作品を生み出しています。
2008年のアルバム『Bondage Goat Zombie』は、マルキ・ド・サドに着想を得ており、ジャンル内で高い評価を受けています。
特に、そのダイナミックな音楽性は、彼らのアルバムが複数の国のチャートで最高位を獲得するほどになりました。
ツアーでは、その強烈で挑発的なライブパフォーマンスで知られ、世界各地でファンを魅了し続けています。
ベルフェゴールさんの音楽は、深淵へとリスナーを誘うダークなセレモニーであり、彼らのテクニカルでありながらも哲学的なアプローチが、多くのメタルファンを惹きつけて止まないのです。
MaschinBilderbuch
2005年にオーストリアのクレムスミュンスターで結成され、現在はウィーンを拠点に活動するビルダーブッハさんは、インディーロックを根底に持ちつつ、ヒップホップやエレクトロニックミュージック、ポップスタイルを幅広く取り入れることで、独自の音楽性を確立しました。
特にシングル『Maschin』は、彼らの音楽的多様性と才能を象徴する作品です。
ビルダーブッハさんはいくつかのアマデウス・オーストリアン・ミュージック・アワードを受賞し、2019年にはウィーンのシェーンブルン宮殿で大規模なオープンエアコンサートを成功させ、15000人を集めました。
2021年にはアメリカとカナダツアーを行い、その後リリースした『Gelb ist das Feld』で、音楽のダイナミズムと成長を示しています。
Legion Of The SeasVisions of Atlantis
2000年に結成されたヴィジョンズ・オブ・アトランティスは、シンフォニックパワーメタルに独自の輝きを放つバンドです。
男女デュエットボーカルを軸とした彼らの楽曲は、圧倒的なオーケストレーションと美しいハーモニーで観る者を魅了します。
2018年のアルバム『The Deep & the Dark』、そして2019年の『Wanderers』に至るまで、常に進化し続ける彼らの音楽性は、ファンならずとも確実に心を打つものがあります。
特に、2012年に亡くなった初代ボーカリスト、ニコール・ボグナーさんへ捧げられた「Ethera」は、彼らの情熱と絆の深さを象徴した作品。
壮大な音楽の旅へと誘うヴィジョンズ・オブ・アトランティスの魅力は、世界中のファンを虜にし続けています。