World Music
素敵な世界の音楽
search

ミュージカル初心者におすすめの名曲

映画「ラ・ラ・ランド」のヒットで、にわかにミュージカルに注目が集まっています。

が、ミュージカルに興味があるけれど、何から見たら良いかわからないっていう方も多いのでは?

最近話題になった人気タイトルから、永遠の定番になった名作まで、初心者におすすめのミュージカルの名曲を集めていますので、気に入った曲を見つけて、そこから鑑賞する作品を選んでみてはどうでしょうか?

ミュージカル初心者におすすめの名曲

オズの魔法使い(The Wizard of Oz )〜虹の彼方に(Somewhere Over the Rainbow )Judy Garland

ジュディ・ガーランドがカンサスに住む少女ドロシーを演じた本作の中でもひときわ印象深い楽曲。

竜巻で家ごと空高く飛ばされ、ついたところは魔法の国。

そこから帰るため、ドロシーが繰り広げる冒険を描いた作品です。

チキ・チキ・バン・バン(Chitty Chitty bang bang)〜チキ・チキ・バン・バン(Chitty Chitty bang bang)Dick Van Dyke

夢見がちでちょっと変人な父親が子供たちに話して聴かせる冒険活劇を映像化したもの。

そこでチキ号は船や飛行機に変形して主人公たちを助けます。

「チキ・チキ・バン・バン」は、1968年に公開されたミュージカル映画です。

ディック・ヴァン・ダイクDick Van Dyke演じるシングルファーザーのポッツと、彼の二人の子供達が「チキチキバンバン」という名前の車に乗ってピクニックへ出かけ、そこで子供達に話して聴かせる夢物語がそのまま本作の内容になっています。

メリー・ポピンズ(Mary Poppins)〜チム・チム・チェリー(Chim Chim Cheree)Julie Andrews & Dick Van Dyke

気難しい銀行家のバンクス氏は、子供達の書いた「優しくて、美しく、親切でおもしろいナニー希望」というメモを暖炉に捨ててしまいます。

そのメモが煙突から空高く舞い上がってメリー・ポピンズのもとへ。

彼女は開いた傘を片手に、風に乗ってどこからともなくやってくる不思議なナニー(乳母)でした。

そんなファンタジックな物語で主役を務めたのはジュリー・アンドリュース。

「チム・チム・チェリー」は今聴いてもとても楽しい楽曲です。

ジーザス・クライスト・スーパースター (Jesus Christ Superstar)〜私はイエスがわからない(I don’t know how to love him)Yvonne Elliman

「ジーザス・クライスト・スーパースター」は、イエス・キリストと弟子たちが、イエスが十字架に架けられて亡くなるまでどのように過ごしたかをロックテイストで描いた異色作です。

新約聖書にも登場するマグダラのマリヤが、イエスを一人の男性として愛し苦悩するその心の内をバラードで歌い上げています。

サタデーナイト・フィーヴァー(Saturday Night Fever)〜モア・ザン・ア・ウーマン(More Than A Woman)Bee Gees

全編にディスコサウンドが流れていた1970年代を代表する音楽映画。

本作はジョン・トラヴォルタの出世作でもあります。

本作は当時のアメリカにおける若者たちの行き場のない怒りや、格差社会が生む歪みなどにも焦点を当てていて、単なるダンス映画だけに終わっていないのが素晴らしいところです。

トラヴォルタとパートナーの女性がコンテストで踊るシーンで使われたビー・ジーズの「モア・ザン・ア・ウーマン」は、甘さとキラキラ感がうまく溶け合った良作。

シェルブールの雨傘(Les Parapluies de Cherbourg)〜シェルブールの雨傘(Je t’attendrai toute me vie…)Danielle Licari

シェルブールの雨傘(Les Parapluies de Cherbourg)は、1964年公開のフランス映画です。

全編が音楽でセリフは一切なしという、当時としては異色の作品でした。

主演のカトリーヌ・ドヌーブは日本にもファンの多いフランスを代表する美しい女優。

彼女演じるジュヌヴィエーヴと恋人ギィの切ない恋物語をミュージカルにしたものですが、歌は本人のものではなく吹き替えでした。

ラストシーンが胸に余韻を残す作品です。