大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲
ビッグバンドとはその名の通り、大所帯によって構成された大人数編成によるバンドのことです。
一般的にはモダン・ジャズ以前のスウィング・ジャズなどが有名ですが、ポピュラー音楽のバンド形式でもあり、昭和の歌番組には専属のビッグバンドがいて、歌手のバックで演奏していたことを思い出される方も多いでしょう。
今回は、そんなビッグバンドの演奏で生まれる名曲の数々を集めてみました。
CM曲や映画音楽などで使われている楽曲も多く、初心者の方でも楽しめる内容となっておりますよ!
もくじ
- 大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲
- Pennsylvania Six-Five ThousandRay McKinley
- CaravanSWR Big Band
- Tea For TwoLeith Stevens and his Orchestra
- Take the A TrainDuke Ellington
- My Blue HeavenArtie Shaw
- Love For SaleAnita O’Day
- In The MoodGlenn Miller & His Orchestra
- Sing Sing SingBenny Goodman
- All the Cats Join InColeman Hawkins
- Somebody Stole My GalBenny Goodman
- Ace HighTab Smith
- Let’s DanceBobby Byrne
- A String Of PearlsBBC Big Band
- Don’t Be That WayPeanuts Hucko
- It Don’t Mean a ThingLjubljana Academy of Music Big Band
- Give My Regards To BroadwayWerner Müller
- Some Skunk FunkThe Brecker Brothers
- Watch What HappensElla Fitzgerald
- Anitra’s BoogieCarmen Cavallaro
- I’m Getting Sentimental Over YouTommy Dorsey
- Get UpBob Mintzer
- One Night StandHarry James
- Honeysuckle RoseFats Waller
- RangeGiorgio Gaslini Big Band
- Begin the BeguineCole Porter
- BirdlandMRT BIG BAND
- Body And SoulBob Florence
- Sugar BluesClyde McCoy
- Cafe De FloreThe Matthew Herbert Big Band
- ManhattanGeorge Russell
- Cry Me A RiverGroover Big Band
- Little Brown JugBBC Big Band Orchestra
- Moonlight SerenadeGlenn Miller
- BLUES ON PARADE原信夫とシャープス&フラッツ
- Soul Bossa NovaQuincy Jones
- Atomic B.Tobias Becker Bigband
- Hello, HelloLutz Krajenski Big Band, Juliano Rossi
- Midnight SunLionel Hampton
- I Will Wait for YouMichel Legrand
- Love for SaleBuddy Rich
- SpacetripJazz Bigband Graz
- April in ParisCount Basie and his Orchestra
- Salt PeanutsDizzy Gillespie
- ALEXANDER’S RAGTIME BANDIRVING BERLIN
- Love BeamsMark Taylor & The Bigband
- Chug de saudadeSap Big Band
- Der verdammte BeatBigband Dachau
- I Got It Bad And That Ain’t GoodDuke Ellington
- 本多工務店のテーマ渋さ知らズ
- BakeBeats & Pieces Big Band
- Nocturne in Eb major (Opus 9 #2)Peter Beets & Northern European Jazz Orchestra
- Gold In The CaneJoe Sample & NDR Bigband
- The Groove MerchantThad Jones
- Days Of Wine And RosesWoody Herman
- From This Moment OnBohuslän Big Band
- Feeling Good (Joe Horrocks cover)Mighty Fraser Big Band
- YesterdaysVince Mendoza & WDR Big Band feat. Joshua Redman
- Move To The BigbandBen Liebrand feat. Tony Scott
- Down By The RiversideOliver Nelson
- La vie en roseLouis Armstrong
- Hello DollyLouis Armstrong
- One O’Clock JumpCount Basie
- Open beautyDon Ellis
- Wersi WalkORF Big Band & Karel Krautgartner
- Scrapple From The ApplePeter Herboizheimer Rhythm Combination & Brass
- Opus OneSWR Big Band
- Georgia on My MindSANT ANDREU JAZZ BAND
- Jump, Jive and WailLouis Prima
- Charles BridgeJazzrausch Bigband
- Martini TimeMarty Patch And His Orchestra
大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲
Pennsylvania Six-Five ThousandRay McKinley
高いアレンジテクニックで人気を集めたアメリカ出身のジャズ・ドラマー、レイ・マッキンリーさん。
バンドリーダーとしても活躍しており、ビッグバンドでいくつもの名演を残してきました。
そんな彼が演奏するこちらの『Pennsylvania Six-Five Thousand』は、1940年にリリースされたポピュラー・スタンダードで、これまでにスウィング・ジャズのアレンジを加えられたカバーがいくつもリリースされています。
イントロからインパクトにあふれた構成で、ビッグバンドの迫力を感じるには、ちょうど良い曲と言えるでしょう。
(Ryo)
CaravanSWR Big Band
映画『セッション』で使われていたことで注目をあびた『キャラバン』。
1920年代のアメリカでたいへん人気のあったデューク・エリントン楽団のトロンボーン奏者であるファン・ティゾールが、それまで流行していた「スウィング・ジャズ」とは違うカラーで作曲しました。
この曲は、キューバを中心とした中米のダンス音楽にアフリカの雰囲気をあわせた「アフロ・キューバン」というスタイルをジャズと結びつけた最初の名曲として広まり、現在でもさまざまな楽団の独自のアレンジによって演奏され続けています。
(HATSUMI)
Tea For TwoLeith Stevens and his Orchestra
ヴィンセント・ユーマンスがアーヴィング・シーザーの台本に曲付けしたミュージカル『ノー・ノー・ナネット』で使用された曲である『二人でお茶を』。
原作ではヒロインのナネットが第2幕において、恋人役のトムと一緒に自分たちの将来を思い描いて歌う曲として使われています。
歌はもちろんですが、サクソホーンのアンサンブルやソロ、クラリネット・トランペット・トロンボーンの三重奏、ピアノソロなど聴きどころの多い楽曲です!
(HATSUMI)
Take the A TrainDuke Ellington
日本では『A列車で行こう』という曲名で知られているジャズのスタンダード・ナンバーの1つ。
1939年にデューク・エリントンが楽団のピアニスト・作編曲者であったビリー・ストレイホーンに作詞・作曲を依頼して作られた楽曲です。
曲のタイトルにある「A列車」とは、ニューヨーク市地下鉄A系統の名称です。
快活なメロディーと促進力のあるリズムが、電車のイメージをかき立てますね。
歌詞は、ビリーがデュークに会いに行くまでの経験を元にして書かれています。
(HATSUMI)
My Blue HeavenArtie Shaw
ウォルター・ドナルドソンさんとジョージ・A・ホワイティングさんによって1972年にリリースされた作品、『My Blue Heaven』。
多くのジャズアーティストによってカバーされている名曲ですが、実はもともとはポピュラー・ソングとしてリリースされています。
こちらのアーティ・ショウさんによるカバーは、彼の高いクラリネットのテクニックを全面に打ち出したアレンジで演奏されています。
原曲と聴き比べてみると、面白さが増すと思いますよ。
(Ryo)
Love For SaleAnita O’Day
都会的なリリックで人気を集めた作曲家、コール・ポーターさんによって作られた名曲、『Love For Sale』。
ビッグバンドというとゴージャズで華やかなメロディーをイメージする方は多いと思います。
こちらの作品はボーカルを想定した曲ということと、コール・ポーターさんが作曲したことからも分かるように、非常にスタイリッシュなメロディーに仕上げられています。
王道のビッグバンドに聞き飽きたという方は、ぜひチェックしてみてください。
(Ryo)
In The MoodGlenn Miller & His Orchestra
冒頭のメロディーはCMや映画、テレビ番組でも幾度となく使用されているので、多くの人が耳にしたことがあると思います。
この曲は、アメリカのジャズ・サクソフォーン奏者・作曲家であるジョー・ガーランドが作曲したジャズの楽曲。
1939年にグレン・ミラー楽団の演奏によりヒットしたことでも知られ、グレン・ミラー楽団の代表曲にもなっています。
サクソフォーンによる軽快なメロディーや最後のトランペットのフレーズなど、曲全体を通して華やかな曲調となっており、ビッグバンドの代表的な楽曲として知られています。
(HATSUMI)