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大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲

ビッグバンドとはその名の通り、大所帯によって構成された大人数編成によるバンドのことです。

一般的にはモダン・ジャズ以前のスウィング・ジャズなどが有名ですが、ポピュラー音楽のバンド形式でもあり、昭和の歌番組には専属のビッグバンドがいて、歌手のバックで演奏していたことを思い出される方も多いでしょう。

今回は、そんなビッグバンドの演奏で生まれる名曲の数々を集めてみました。

CM曲や映画音楽などで使われている楽曲も多く、初心者の方でも楽しめる内容となっておりますよ!

大人数編成の魅力!ビッグバンドのおすすめ名曲・人気曲

From This Moment OnBohuslän Big Band

From This Moment Onは、2011年にリリースされたJazzアルバム「Don’t Fence Me In」に収録された曲で、BigBandスタイルです。

Bohuslän Big Band(ボーヒュースレン・ビッグバンド)は、スウェーデンの軍楽隊をルーツにもつビッグバンドで、1994年に設立に設立されたモダンジャズアンサンブルです。

April in ParisCount Basie and his Orchestra

1932年発表のブロードウェイ・ミュージカル『ウォーク・ア・リトル・ファスター』のためにヴァーノン・デュークによって作曲された『パリの4月』。

このミュージカルは、コーラスガールである主人公が、船に乗ってパリに向かっている航海途中に出会った国務省の役人と恋をする物語です。

この曲は、パリの暖かな春の魅力を感じ躍る心と、恋をしたことで躍る心という2つの暖かな気持ちがマッチしている活気のあふれる1曲です。

優雅さも持ち合わせたモダン・ジャズをお楽しみください!

HATSUMI

Little Brown JugBBC Big Band Orchestra

『茶色の小瓶』という日本語名で知られ、教科書にも載っているアメリカ民謡。

アメリカのトロンボーン奏者であるグレン・ミラーの演奏で有名となったジャズのスタンダード・ナンバーです。

茶色の小瓶とは洋酒の瓶のことを指していて、もともとはアルコール依存症の夫婦の様子を歌った歌ですが、メロディーが明るくかわいらしいため後に子供向けの歌詞が付けられました。

耳に残りやすいシンプルなメロディーと、さまざまな楽器のソロが楽しめる1曲です!

HATSUMI

BLUES ON PARADE原信夫とシャープス&フラッツ

日本を代表するビッグ・バンドであり、ジャズのみならずポピュラー音楽の歴史においても重要な存在が、原信夫とシャープス&フラッツです。

日本人バンドとして初めてアメリカ・ニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演するなど、輝かしい経歴を持った偉大なビッグ・バンドです。

中心人物の原信夫さんは、あの美空ひばりさんの名曲『真赤な太陽』を作曲するなど、テナーサックス奏者のみならず作曲者としての才能を持ち合わせた存在なんですよ。

そんな原信夫とシャープス&フラッツの演奏するスタンダード・ナンバーの『』を、今回は取り上げましょう。

オリジナルはクラリネット奏者であり、ビッグバンドのバンドリーダーとしても活躍したウディ・ハーマンさんのもので、当時は日本でも7インチ・レコードが出ていたようです。

ビッグバンドらしい華やかなメロディと、4ビートのうねるようなウッド・ベースとシャッフルするドラムスのリズムは、とにかく聴いているだけで楽しくなっちゃいますね!

KOH-1

ALEXANDER’S RAGTIME BANDIRVING BERLIN

1911年にIrving Berlinによって作曲され、ラグタイムの流行を生み出した曲。

リリース後の1年間で100万枚を売り上げ、アメリカをはじめヨーロッパ各国でヒットし、多くの注目を集めました。

ジャズのスタンダード・ナンバーとなっています。

Moonlight SerenadeGlenn Miller

1939年にトロンボーン奏者のグレン・ミラーにより作曲されたスウィング・ジャズの代表曲の1つであり、グレン・ミラー楽団のバンドテーマとなっています。

映画『スウィングガールズ』の演奏シーンをはじめ、多くのCMにも起用されています。

オリジナルアレンジはクラリネットをフィーチャーしたビッグバンドのスローナンバーですが、後にミッチェル・パリッシュにより歌詞が書き加えられ歌としても取り上げられたことがあるほど情緒の豊かな楽曲です。

HATSUMI