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【洋楽】ブルーグラスの名曲。おススメの人気曲・代表曲

ブルーグラス・ミュージックは、スコットランドやアイルランドの伝統音楽をベースとしてアメリカで発展していったアコースティック音楽で、パイオニア的な存在のビル・モンローさんがケンタッキー州出身だったことから、牧草の名前で州の愛称でもある「ブルーグラス」という言葉が使われ始めたそうです。

アコースティック楽器を軸としたアンサンブルで、バンジョーやフィドルの音色が陽気で軽快なサウンドが特徴的ですね。

本稿では、ブルーグラスに属する楽曲の中でもトラディッショナルなスタイルを持った名曲を中心としたラインアップでお届けしています。

初心者の方でもオススメの内容となっていますから、この機会にぜひご覧ください。

【洋楽】ブルーグラスの名曲。おススメの人気曲・代表曲

Can the circle be unbrokenThe Carter Family

The Carter Familyは、1960年代に大きな影響力を持ったアメリカのフォーク・ミュージック・グループです。

この曲は賛美歌「Will the Circle Be Unbroken?」をAP Carterが改訂したもので、死と葬儀について歌われています。

多くのミュージシャンにカバーされている曲です。

Fox On The RunEmerson&Waldron

「Fox On The Run」は1968年にイギリスのロック・バンド、Manfred Mannによって制作された曲で、ポップ・ミュージック・チャートでNo.5に達した曲です。

その後、カーラジオでこの曲を聴いたBill Emersonが自身のバンド、Emerson & Waldronでブルーグラス・バージョンとして演奏をしました。

現在では多くのブルーグラス・ファンに愛されている名曲となっています。

Mr. BojanglesThe Nitty Gritty Dirt Band

もともと60年代のシンガー・ソングライターであるJerry Jeff Walkerによって書かれ、1968年にレコーディングされた曲。

タイトルの「Mr. Bojangles」は、1930年代に多くの映画に登場した黒人タップ・ダンサーのBill Robinsonのニックネームです。

このThe Nitty Gritty Dirt Bandのバージョンは、1970年にリリースされました。

Little Glass of WineThe Stanley Brothers

The Stanley Brothersは、バージニア州で2人の兄弟によって結成されたアメリカのブルーグラス・デュオです。

Carter Stanleyが1966年に亡くなった後も、Ralph Stanleyはソロとして、2016年に彼自身が亡くなるまで活動を続けていました。

You and MeSara Watkins

アメリカのシンガー・ソングライター兼フィドラーのSara Watkinsにる曲。

Jackson Browneのハーモニー・ボーカルを特徴としています。

2012年にリリースされた2枚目のアルバム「Sun Midnight Sun」に収録されている楽曲です。

このアルバムはアメリカのチャートでNo.11を記録しています。

Dream of a Miner’s ChildKeith Whitley & Ricky Skaggs

Keith Whitleyはアメリカのカントリー・ミュージック・シンガーで、1970年にRalph Stanleyのバンドで演奏を始めた後に、ブルーグラスのリードシンガーとしての地位を確立しました。

グラミー賞を受賞しています。

Ricky Skaggsはケンタッキー出身のブルーグラス・シンガーで、マンドリンの他フィドルやギター、マンドキャスター、バンジョーも演奏します。

5歳で演奏を始め、6歳でBill Monroeとステージで共演。

グラミー賞をはじめ多くの賞を受賞しています。