ボサノバのおすすめの名曲。アップテンポなボサノバも紹介
ボサノバのおすすめの名曲を一挙紹介!
あなたはボサノバというと、どんな曲調のものをイメージしますか?
ボサノバといえば、落ち着いたメロディーが印象的ですよね~。
もちろん、そういったものもいいんですが……。
実は激しいボサノバもあるんですよ!
さすがにロックのように激しくはありませんが、結構ノリノリなものもあります。
今回はそんなボサノバを徹底的に紹介してみました!
ノリノリのものから癒やし系のものまで幅広くピックアップしています!
ぜひ最後までご覧ください!
もくじ
- ボサノバのおすすめの名曲。アップテンポなボサノバも紹介
- Manhã de CarnavalAnna Salleh
- Come With MeTania Maria
- Samba de VerãoMarcos Valle
- One note sambaSergio Mendes
- Flor de LisDjavan
- Maria MoitaNara Leao
- Agua De BeberAstrud Gilberto
- August Day SongBebel Gilberto
- Você AbusouMaria Creuza
- Mas Que NadaMiriam Makeba
- TristeElis Regina
- Lugar comumGilberto Gil
- Rapaz de BemJohnny Alf
- mimosaAzymuth
- DesafinadoGal Costa
- Samba E AmorChico Buarque
- Carta ao Tom 74Toquinho
- DesafinadoJoao Gilberto & Tom Jobim
- Upa NeguinhoZizi Possi
- Nao Tem Nada NaoMarcos Valle
- Brisa do Mar(海のそよかぜ)菊丘ひろみ
- MeditationAstrud Gilberto
- コルコヴァ―ドStan Getz
- VALSA DE UMA CIDADELucio Alves
- La isla bonitaAlizee
- INSENSATEZJoão Gilberto
- サウダージ・ダ・バイーアDorival Caymmi
- イ・ナーダ・マイスOs Gatos
- Lollipops And RosesWalter Wanderley
- Disse O Que Eu QueriaOs Cariocas
- AQUI OH !Leny Andrade
- イパネマの娘João Gilberto
- ヴァガメンチWanda de Sah
- Fotografia小野リサ
- コルコバード小泉ニロ
- ディサフィナードAntônio Carlos Jobim
- セラードMilton Banana
- 波Tom Jobim
- あなたと私Maysa
- ザ・ジョーカーSergio Mendes & BRASIL’66
- ロボ・ボボCarlos Lyra
- BabyGal Costa
- Chega de saudadeJoão Gilberto
- ドミンゴCaetano Veloso
- ジンジSYLVIA TELLES
- 三月の雨Basia
- アマゾンJoão Donato
- LADY LOVEJon Lucien
- リオRoberto Menescal
- Vim Da BahiaQuarteto em Cy
- How InsensitiveNova
- The GiftEydie Gormé
ボサノバのおすすめの名曲。アップテンポなボサノバも紹介
Manhã de CarnavalAnna Salleh
1956年、カルロスジョビンさんらとともにボサノバ音楽を生み、世界に知らしめたうちの一人、ジャーナリストであり作詞家であったヴィニシウス・ヂ・モライスさん。
そんな彼の戯曲『黒いオルフェ』、そのテーマソングとして使用されたのがこちらの『カーニバルの朝』です。
こちらもボサノバのスタンダードナンバーで、落ち着いた楽曲がまさにボサノバらしいおもむきの1曲です。
この戯曲をきっかけに、ボサノバが世界中に知れ渡ったとされています。
こちらは、シンガーでありギタリストのアンナ・サレさんの演奏です。
(村上真平)
Come With MeTania Maria
主にMPBと呼ばれる、ムジカ・ポプラール・ブラジレイラのジャンルで活躍しているブラジル出身のピアニスト・ボーカリスト、タニア・マリアさん。
MPBのほか、ファンクやジャズのシンガー、ピアニストとしても知られております。
ブラジル出身のシンガーということもあり、楽曲の各所にサンバやボサノバのテイストが見られます。
こちらの『Come With Me』は彼女の代表曲で、ブラジリアンなフュージョンというおもむきの楽曲です。
さすがブラジリアンというような小気味の良いリズム感が魅力的です。
(村上真平)
Samba de VerãoMarcos Valle
ブラジルのポピュラー音楽、ボサノバを世界的に広めたミュージシャン、マルコス・ヴァーリさん。
彼が1966年に発表し、彼の大きなヒットとなったのがこちらの『Samba de Verão』、邦題『サマー・サンバ』。
ボサノバとしてはとてもやわらかく楽しく、サンバの雰囲気も多分に持っている楽曲です。
プロデューサーがオルガンプレイヤーというだけあって、心地よいオルガンの音色が魅力的です。
リズムに乗せた小気味の良いメロディが気持ちよく、ノリノリで聴けるボサノバナンバーが聴きたい人におすすめです。
(村上真平)
One note sambaSergio Mendes
ブラジルの音楽史を語る上で欠かせないのが、セルジオ・メンデスさん。
50年代ブラジルに生まれ、クラシックピアノを学びますが、ボサノバに魅せられブラジル音楽の道を歩みます。
たくさんの来日公演や数多くのヒットソングをリリースしており、特に『マシュケナダ』は日本人の私たちにとって、なじみの深いブラジル音楽かもしれません。
そんな彼の演奏する楽曲『One note samba』はボサノバのスタンダードナンバーとして有名です。
作曲はセルジオ・メンデスさんが敬愛したボサノバミュージックの祖、アントニオ・カルロス・ジョビンさんです。
(村上真平)
Flor de LisDjavan
ブラジルのポピュラー音楽、ムジカ・ポプラール・ブラジレイラのミュージシャン、ジャヴァンさん。
彼もまたブラジル音楽を代表するミュージシャンのうちの一人です。
彼の『Flor de Lis』は代表曲であり、ブラジルでの大ヒットナンバーです。
ボーカルも素晴らしいですが、ブラジルミュージックの代名詞であるガットギターの腕もすばらしく、その歌声と相まって気づけば聴きほれてしまっています。
1972年の活動開始から2020年代も現役で活躍するミュージシャンです。
(村上真平)
Maria MoitaNara Leao
1960年代、激動のブラジルで活躍したボサノヴァシンガー、ナラ・レオンさん。
1964年、ブラジルの軍事独裁政権樹立から音楽や芸術の分野でも制限が入り、ミュージシャン達は肩身の狭い思いをしました。
そして抽象的な歌詞が多かったボサノヴァ音楽も、政治的、社会的なことを歌う楽曲が増えました。
そんな動きの中リリースされたアルバム『Nara』から『Maria Moita』は社会批判も含まれている楽曲です。
女性が歌うボサノバとして今もなお言葉の力の強い、魅力にあふれた歴史的な楽曲です。
(村上真平)