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有名な賛美歌・聖歌一覧

世界中で愛されている賛美歌。

キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。

優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。

今回はそんな賛美歌の有名な作品をピックアップしてみました。

作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌の知識がない方でも楽しめる内容です。

日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?

それではごゆっくりとお楽しみください!

有名な賛美歌・聖歌一覧

Make Me a Channel of Your PeaceSusan Boyle

1997年に行われたイギリスのダイアナ妃の葬式で、アイルランド出身の歌手シネイド・オコナーが歌ったことでも有名なこの曲。

現在ではスーザン・ボイルやオール・エンジェルスと言った、さまざまなアーティストがカバーしています。

この曲は、13世紀にイタリア半島で活動した、フランシスコ会の創設者である聖フランシスコが作ったとされる「フランシスコの平和の祈り」が基となっています。

これは、マザー・テレサやマーガレット・サッチャーなど著名な宗教家や政治家が演説の中でも引用している有名な祈りの一節です。

HATSUMI

The King of Love My Shepherd Is (Arr. Dan Forrest)Dan Forrest

こちらの賛美歌は「主はわたしの羊飼い」というとてもポピュラーな賛美歌で、神を羊飼い。

私たち人間が羊飼いに守られ、お世話される羊として表現した曲です。

さまざまな場所で演奏されており、こちらはコンコーディア大学Chicago Wind Symphonyが演奏しリチャードR.フィッシャーが指揮をしています。

讃美歌 98番 「天には栄え」Felix Mendelssohn

代表的なクリスマス・キャロル、クリスマスの讃美歌です。

新約聖書「ルカによる福音書」の一節をもとにチャールズ・ウェスレーにより作詞されました。

「今日ダビデの町にて汝らの爲に救主うまれ給へり、これ主キリストなり」と救い主イエス・キリストの誕生を描いた場面の讃美歌です。

讃美歌 4番「よろずのくにびと わが主にむかいて」Loys Bourgeois

旧約聖書・詩編第百編のこの詩は、神への礼拝の源泉はどこにあるのかを教えてくれます。

この讃美歌は、OLD HUNDREDTH(オールド・ハンドレッドス)という曲名が付けられています。

この詩は、キリスト教の讃美歌としても取り入れられ、長い間、親しまれてきました。

All Beautiful the March of DaysMac Frampton

1984年にMac Framptonによって書かれた賛美歌です。

そもそも賛美歌とはキリスト教の神や聖人をたたえた賛美の歌ですが、協会で一般の人々が歌えるように作られた、信仰のための歌です。

人を励ますような歌も多く、聴きやすい曲や、ソウルフルな曲など人気を集める理由ではないでしょうか?

「美しい3月の日」というタイトルのように、冬が終わり新しい季節、春がやってくることへの喜びやわくわくするような気持ちが歌われています。

ピアノの軽快なリズムに春への気持ちが現れていますね!

As I Kneel Before YouJames Kilbane

アコースティックギターが特徴的な、Maria Parkinsonによるフォーク調の賛美歌が「As I Kneel Before You」です。

こちらは男性歌手のJames Kilbaneが歌った曲。

聖母マリアをたたえる歌詞ですが、一般的なポップソングのような親しみやすさも感じさせる楽曲に仕上がっていますね。

Yu Kishimoto