有名な賛美歌・聖歌一覧
世界中で愛されている賛美歌。
キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。
優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。
今回はそんな賛美歌の有名な作品をピックアップしてみました。
作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌の知識がない方でも楽しめる内容です。
日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?
それではごゆっくりとお楽しみください!
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有名な賛美歌・聖歌一覧
讃美歌370番「めさめよ、わが霊(たま)」Philip Doddridge
「めさめよ、わがたま」はイギリス賛美歌の中で最も古い朝の歌であり、イギリスの四大賛美歌の一つです。
原作者は17世紀のイギリスの詩人トマス・ケン司教であり、この曲はケンがウィンチェスター・カレッジの特別校友をしていた時にそこの学生の宗教教育のために作ったものが後に礼拝に用いられるようになっています。
わがたましいをCharles Wesley
イングランド国教会における信仰覚醒運動であるメソジスト運動の指導者であったチャールズ・ウェスリーを代表する作品です。
彼は生涯にわたって多くの讃美歌を作りましたが、この讃美歌は英国の中で最も有名な讃美歌の一つです。
チャールズ・ウェスレーの回心後まもなく作られ、1740年に「試練の時に」と題して発表されました。
メソジスト運動に対する迫害に危険の中で作られたという説があり、神に身を守ることを求める讃美歌です。
(HATSUMI)
Earth and All StarsLive Hymnal
Live Hymnalが2018年にリリースした「Word」の中の1曲。
「神をたたえるために新しい歌を歌おう」という内容の賛美歌です。
Live Hymnalは、南フロリダのミュージシャンやシンガーが集まってできたグループです。
賛美歌を、ポップスを聴くかのような気軽さで楽しめるようにアレンジされています。
絶妙なハモリにもご注目ください!
(HATSUMI)
讃美歌 4番「よろずのくにびと わが主にむかいて」Loys Bourgeois
旧約聖書・詩編第百編のこの詩は、神への礼拝の源泉はどこにあるのかを教えてくれます。
この讃美歌は、OLD HUNDREDTH(オールド・ハンドレッドス)という曲名が付けられています。
この詩は、キリスト教の讃美歌としても取り入れられ、長い間、親しまれてきました。
Ave MariaSonya O’Malley
「アヴェ・マリア」という題の曲はいくつかありますが、シューベルトが作曲したこの「アヴェ・マリア」が日本ではもっとも有名となっています。
ウォルター・スコットの叙事詩『湖上の美人』の物語の中で、エレン・ダグラスという貴婦人が口ずさんだ歌である「エレンの歌第3番」が、この曲のオリジナルです。
今では「シューベルトのアヴェ・マリア」として定着しています。
(HATSUMI)
JerusalemThe Oxford Trinity Choir
イギリス愛国歌「エルサレム」は、1916年にイギリスのチャールズ・パリーが作曲したオルガン伴奏による合唱曲です。
イギリスの方にとって愛国心や危機などから脱するためにはげましあうような今日だそうです。
イエス・キリストが古代イングランドに来たという伝説をふまえつつ、困難に打ち勝って神々の作った輝く世界を目指そうというようなパワーを感じる曲です。