【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
ジャマイカで生まれた音楽ジャンル「スカ」は、誕生以来さまざまなジャンルへと波及して、ここ日本でもスカに影響を受けた多くのバンドが活躍しています。
一口にスカといってもオーセンティックなスカを鳴らすグループや、イギリス発のパンクとスカが融合した2TONE SKA、さらにはメタリックなギターが盛り込まれたミクスチャータイプのサウンドまで実にバラエティ豊かなバンドが存在するのですね。
こちらの記事ではスカコアやスカパンク、ホーンセクション不在ながらもスカを感じさせるサウンドを鳴らすグループも含めて、幅広い意味での日本のスカバンドをまとめています。
日本のスカが知りたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
買いすぎブギレトロ本舗
レトロ本舗さんは、甘くて心地よい女性ボーカルが特徴のスカバンドです。
彼らの魅力は、レトロな響きを持ちつつも現代的なポップセンスを忘れないサウンドにあります。
とくに、名曲『買いすぎブギ』はリスナーをノスタルジックな気分へと誘いつつ、現代の消費社会へのちょっとした風刺も込められており、その洗練された音楽性が光ります。
そんな彼らの楽曲の特徴であるタイトなリズムに乗せた軽快なホーンセクション、心地よいギターサウンドは、聴いていると自然と体を動かしたくなるでしょう。
ライブでは観客を巻き込むパフォーマンスも繰り広げ、会場を一体化させるのがこのバンドの真骨頂です。
スカの魅力を存分に教えてくれる存在だといえます。
100% skaGELUGUGU
THE GELUGUGUは1996年に大阪府池田市で結成されたスカバンドです。
関西を代表するスカパンク、スカコアバンドとして、POTSHOTなどのバンドとともにスカパンクブームを支えました。
リズム隊の重量感のある攻撃的な音色や、分厚いホーン隊のアンサンブルなど、サウンド面への強いこだわりが感じられます。
ボーカルやサウンドの個性的な音が真っ先に耳に飛び込んできますが、スカの王道ともいえる軽やかで楽しい空気感はしっかりと踏襲しており、スカへの熱いリスペクトとスカバンドとしてのプライドが伝わってきます。
漫才のような掛け合いで展開されるライブでのMCも外せない魅力ですね。
メジャーでの経験もある確かな実力を持った、関西に君臨し続けるスカバンドです。
(河童巻き)
Save You LoveSCAFULL KING
SCAFULL KINGは1990年に結成されたスカバンドです。
1995年に一度解散が発表され、1996年にメンバーを増強して再始動、その後2001年に活動休止が発表され、2003年のSKAViLLE JAPANにシークレット出演したことから再始動と、危機をのりこえながらも着実に歩みを進めているバンドです。
活動が牛歩だと本人たちも語っているとおり、ライブ活動が多くない年もありますが、少しずつ人気を集めて日本のスカには欠かせないバンドの地位を確立しています。
伝統的なスカの裏打ち、ブラスサウンドを強調しつつも、楽しいスピード感を持った、スカパンクの王道といえる音楽性が大きな魅力で、楽しさと勢いが強調されているようなイメージが伝わります。
ボーカルがトランペットを兼任しているスタイルは珍しいので、つい注目してしまいますね。
周りを巻き込んで楽しい空間を作り出す、一体感が楽しいバンドです。
(河童巻き)
HAPPY TOGETHERTHE COLTS
THE COLTSは1991年に岩川浩二さんを中心として、下山コウジさんとのボーカルデュオであったTHE WILD GUNSを発展させる形で結成されたバンドです。
岩川浩二さんがTHE MODSの森山達也さんの付き人をしていたという縁もあり、THE COLTSというバンド名だけでなく、初期はTHE MODSの影響も感じるパンクロックを奏でていました。
そこから下山コウジさんらの脱退とともにバンドも変化、囚人服をトレードマークとしたスカパンクバンドとして注目されました。
管楽器も含めてメンバーが多いところもポイントで、その豪華な音色がスカの楽しさや華やかさを強く感じさせますね。
スカの軽やかなリズム感をサウンドで伝えつつ、日本語のストレートな歌詞でまっすぐに歌を届けるような印象です。
(河童巻き)
Subliminal RippleSubliminal Ripple
Subliminal Rippleは2011年に大阪で結成されたスカバンドです。
GELUGUGUのボーカルGENさんが主宰していたレーベル「CRANKY SKA PUNK UNITED」からアルバム『Subliminal Ripple』でデビューしました。
スカパンクの軽やかなリズム感を中心としつつ、ドラムやベースはそれを引き立たせるような重量感がありますね。
管楽器やボーカルの声質もリズムとスピード感を強調しているような軽やかな音で、スカパンクの楽しさの部分をしっかりと伝えてくれるようなバンドですね。
(河童巻き)
SKANKIN’ CLASS EROOi-SKALL MATES
Oi-SKALL MATESは1996年頃に結成されたスカバンドです。
日本のThe SKA FLAMES やイギリスのBAD MANNERSを愛する人々が集まって生まれたバンドであり、結成時期があいまいなところもこのバンドの特徴なのかもしれません。
スカの楽しさを幅広い層に伝えようとする姿勢、強いエンターテインメント性の主張が強いところも印象的です。
伝統的なスカから、キレのあるスカパンクサウンドまで、スカを主体としたさまざまな音楽性を発揮しているところも印象的で、スカへのリスペクトと可能性の表現が感じられます。
メンバーが多いことを活かした、スカの楽しさの表現が印象的なバンドですね。
(河童巻き)