【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
ジャマイカで生まれた音楽ジャンル「スカ」は、誕生以来さまざまなジャンルへと波及して、ここ日本でもスカに影響を受けた多くのバンドが活躍しています。
一口にスカといってもオーセンティックなスカを鳴らすグループや、イギリス発のパンクとスカが融合した2TONE SKA、さらにはメタリックなギターが盛り込まれたミクスチャータイプのサウンドまで実にバラエティ豊かなバンドが存在するのですね。
こちらの記事ではスカコアやスカパンク、ホーンセクション不在ながらもスカを感じさせるサウンドを鳴らすグループも含めて、幅広い意味での日本のスカバンドをまとめています。
日本のスカが知りたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
- SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲
- 邦楽のおすすめパンクバンド。日本を代表するパンクスたち
- 海外のスカ。押さえておきたい代表的なバンドまとめ
- 邦楽のおすすめ女性ボーカルバンド
- 国内のかっこいいスリーピースバンドまとめ【コピーバンドにもオススメ】
- 東京スカパラダイスオーケストラの名曲・人気曲
- 日本のガールズバンド。おすすめの人気バンド
- ラテン音楽を取り入れた邦楽。異国情緒あふれるおすすめのJ-POP
- ジャンル別の盛り上がるバンドの曲
- シャンソンの名曲。おすすめの人気曲
- K-POPの名曲。おすすめの人気曲&魅力的なヒットソング【2023&定番】
- 有名な賛美歌・聖歌一覧
- 【かっこいいバンド】日本を代表するロックバンド
- 邦楽サーフミュージックの名曲、人気曲
【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
Save You LoveSCAFULL KING
SCAFULL KINGは1990年に結成されたスカバンドです。
1995年に一度解散が発表され、1996年にメンバーを増強して再始動、その後2001年に活動休止が発表され、2003年のSKAViLLE JAPANにシークレット出演したことから再始動と、危機をのりこえながらも着実に歩みを進めているバンドです。
活動が牛歩だと本人たちも語っているとおり、ライブ活動が多くない年もありますが、少しずつ人気を集めて日本のスカには欠かせないバンドの地位を確立しています。
伝統的なスカの裏打ち、ブラスサウンドを強調しつつも、楽しいスピード感を持った、スカパンクの王道といえる音楽性が大きな魅力で、楽しさと勢いが強調されているようなイメージが伝わります。
ボーカルがトランペットを兼任しているスタイルはめずらしいので、つい注目してしまいますね。
周りを巻き込んで楽しい空間を作り出す、一体感が楽しいバンドです。
(河童巻き)
All Good Ska is One東京スカパラダイスオーケストラ
スカパラの愛称で知られ、おそらく日本で一番有名であろう9人組スカバンド。
トランペット、トロンボーン、テナーサックス、バリトンサックスというゴージャスなブラス隊に加え、ギター、ベース、ドラム、キーボード、パーカッションというスキのないメンバー構成で、多くの有名曲を持つバンドです。
また、他のミュージシャンやバンドとのコラボレーションでも知られ、アーティストの新しい魅力や側面を引き立てる楽曲も聴きどころのバンドです。
(星野貴史)
SKANKIN’ CLASS EROOi-SKALL MATES
Oi-SKALL MATESは1996年頃に結成されたスカバンドです。
日本のThe SKA FLAMES やイギリスのBAD MANNERSを愛する人々が集まって生まれたバンドであり、結成時期があいまいなところもこのバンドの特徴なのかもしれません。
スカの楽しさを幅広い層に伝えようとする姿勢、強いエンターテインメント性の主張が強いところも印象的です。
伝統的なスカから、キレのあるスカパンクサウンドまで、スカを主体としたさまざまな音楽性を発揮しているところも印象的で、スカへのリスペクトと可能性の表現が感じられます。
メンバーが多いことをいかした、スカの楽しさの表現が印象的なバンドですね。
(河童巻き)
Fog And CloudsHEY-SMITH
現在のロックシーンの中心を担うスカバンドといえば、大阪で結成されたHEY-SMITHでしょう。
メンバーチェンジをへて、現在ではサックスとトランペットとトロンボーンを擁する彼らは、メロコアサウンドをベースにホーンセクションを生かした楽曲アレンジが魅力なんですよね!
そんな彼らの楽曲は本当に幅広く、西海岸らしさを感じるスッキリとしたアップチューンから、聴いているだけで体をゆらゆらさせたくなるようなスカナンバー、さらにはメタリックなギターリフと激しいシャウトが印象的な曲までさまざま。
また、ギターの猪狩秀平さん、ベースのYujiさんのツインボーカル体制で、どこまでもリスナーを飽きさせずに楽しませてくれるんです!
(羽根佳祐)
Going HomeMAYSON’s PARTY
MAYSON’s PARTYは2018年に結成されたスカパンクバンドです。
SKALL HEADZやORESKABANDで活動してきたメンバーが集まった、キャッチーかつハッピーな楽曲と踊れるサウンドを武器に活動するバンドです。
メロコアを意識したような重量感のあるサウンドと、分厚いホーン隊の音色の調和が気持ちよく響き、ポジティブな疾走感を生み出しています。
HEY-SMITHの猪狩秀平さんによるミニアルバムのプロデュースなど、他のバンドとのつながりも注目したいポイントですね。
CDを日米で同時にリリースしたりなど、海外も意識して幅広く活動しているバンドです。
(河童巻き)
Best day of my lifeSKA SKA CLUB
メンバーのほとんどが東大生ということで話題になった高学歴スカパンクバンド、SKA SKA CLUB。
メンバーにはクイズ番組などで見かけるグローバー義和さんがいます。
1997年に大学のサークル内で結成され、それから2004年に就職活動などが理由で解散するまで、めまぐるしい活動をおこなってきました。
青い海と白い浜辺が見えてきそうな、さわやかでご機嫌な楽曲から、少しセクシーで渋いジャズのような雰囲気を持った楽曲まで、幅広くリリースをしています。
(宵待ジェーン)
LIFECHANGE UP
CHANGE UPは1997年に千葉県で結成されたスカバンドです。
ミラーボールとフルーツポンチが世界一似合うパーティー・バンドを自称する、楽しげなサウンドを奏でるバンドです。
1990年代末期から2000年代初期にかけてのスカパンクブームの中で実力を発揮したバンドで、スカパンクの王道ともいえる軽やかなサウンドが印象的ですね。
シンプルでわかりやすいスカのサウンド、元気にはっきりと発音される英語の歌詞などから、当時のスカパンクブームの光景がはっきりと思い浮かびます。
(河童巻き)