【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
ジャマイカで生まれた音楽ジャンル「スカ」は、誕生以来さまざまなジャンルへと波及して、ここ日本でもスカに影響を受けた多くのバンドが活躍しています。
一口にスカといってもオーセンティックなスカを鳴らすグループや、イギリス発のパンクとスカが融合した2TONE SKA、さらにはメタリックなギターが盛り込まれたミクスチャータイプのサウンドまで実にバラエティ豊かなバンドが存在するのですね。
こちらの記事ではスカコアやスカパンク、ホーンセクション不在ながらもスカを感じさせるサウンドを鳴らすグループも含めて、幅広い意味での日本のスカバンドをまとめています。
日本のスカが知りたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
why not whoMAJESTICS
Majesticsは1997年に沖縄県で結成されたスカバンドです。
沖縄県名護市にあったレゲエバー、Swing Dragonに集まっていたメンバーを中心に結成され、沖縄県を中心として全国、海外までも活動の幅を広げていきました。
レゲエから発展したスカの源流、オーセンティックスカを大切に奏でているバンドということもバンドを語る上では重要なポイントですね。
ホーンセクションがしっかりと重なった、力強くもやさしいサウンド、そこに加わる軽やかな裏打ちが、心を前向きにしてくれるような印象です。
やさしい軽やかさといったとろで、大人の余裕、色気が強く感じられるところも魅力的なバンドですね。
(河童巻き)
Best day of my lifeSKA SKA CLUB
メンバーのほとんどが東大生ということで話題になった高学歴スカパンクバンド、SKA SKA CLUB。
メンバーにはクイズ番組などで見かけるグローバー義和さんがいます。
1997年に大学のサークル内で結成され、それから2004年に就職活動などが理由で解散するまで、めまぐるしい活動をおこなってきました。
青い海と白い浜辺が見えてきそうな、爽やかでご機嫌な楽曲から、少しセクシーで渋いジャズのような雰囲気を持った楽曲まで、幅広くリリースをしています。
(宵待ジェーン)
Going HomeMAYSON’s PARTY
MAYSON’s PARTYは2018年に結成されたスカパンクバンドです。
SKALL HEADZやORESKABANDで活動してきたメンバーが集まった、キャッチーかつハッピーな楽曲と踊れるサウンドを武器に活動するバンドです。
メロコアを意識したような重量感のあるサウンドと、分厚いホーン隊の音色の調和が気持ちよく響き、ポジティブな疾走感を生み出しています。
HEY-SMITHの猪狩秀平さんによるミニアルバムのプロデュースなど、他のバンドとのつながりも注目したいポイントですね。
CDを日米で同時にリリースしたりなど、海外も意識して幅広く活動しているバンドです。
(河童巻き)
ROCK’N’ROLL WEEKENDCLUB SANDINISTA!
CLUB SANDINISTA!は2005年に福岡県の博多にて結成されたバンドです。
スカパンクの王道ともいえるホーンセクションも加えた軽やかな裏打ち、攻撃的にも思える重量感のあるサウンドが魅力的ですね。
歌詞が日本語を中心としていることも大きな特徴で、パンクロックの前に進むことをうながすような力強いメッセージがストレートに伝わってきます。
スカパンクというジャンルへの強い愛情とともに、自分たちの出身である九州のロック文化へのリスペクトも表現しているようなバンドですね。
(河童巻き)
STAY YOUNGTHE SENSATIONS
THE SENSATIONSは2008年にUNITED SKATESのメンバーを中心に結成されました。
メンバーが影響を受けてきたスカやハードコアに、60年代のモータウン、ノーザンソウルなどの要素を取り入れるといった試みをするバンドです。
ホーンセクションも加えた重量感とスピード感を持ったにぎやかなサウンドの中に、どこか懐かしいような空気があるのが印象的です。
日本においてのスカパンクの王道ともいえる、シンプルな英語の歌詞、明るさが伝わってくる聞き取りやすいボーカルもバンドの特徴ではないでしょうか。
スカのサウンドを中心としつつ、自分たちがいいと思うものを全部取り入れているような、楽しく演奏していることが強く伝わる空気感が魅力的なバンドですね。
(河童巻き)
620SHANK
2004年に結成の長崎発精鋭スカバンドSHANK。
今では国内のパンクフェスには必ずと言っていいほどその名を見かけます。
自身主催のフェス、BLAZE UP NAGASAKIも地元長崎で例年開催していますよね。
そんな彼らの楽曲はなんといってもおしゃれなんです。
繊細に作りこまれたギターリフや、巧妙なドラムプレイ、そしてほれぼれしてしまうような突き抜けるハスキーボイス。
ライブでみせる淡々としたMCも味があっていいんですよね。
しっかり予習してスカダンしてくださいね。
(角口七月)