【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
ジャマイカで生まれた音楽ジャンル「スカ」は、誕生以来さまざまなジャンルへと波及して、ここ日本でもスカに影響を受けた多くのバンドが活躍しています。
一口にスカといってもオーセンティックなスカを鳴らすグループや、イギリス発のパンクとスカが融合した2TONE SKA、さらにはメタリックなギターが盛り込まれたミクスチャータイプのサウンドまで実にバラエティ豊かなバンドが存在するのですね。
こちらの記事ではスカコアやスカパンク、ホーンセクション不在ながらもスカを感じさせるサウンドを鳴らすグループも含めて、幅広い意味での日本のスカバンドをまとめています。
日本のスカが知りたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
Let’s Keep Our Heads UpRUDE BONES
RUDEBONESは1993年にボーカルのOKAWAさんを中心に結成されたスカバンドです。
Hi-STANDARDや東京スカパラダイスオーケストラなど、ジャンルを問わないさまざまなバンドとの対バン、精力的なライブ活動で注目を集めてきたバンドです。
海外での対バンやフェスへの参加、アメリカのMOON SKA RECORDSからの音源リリースなど、海外でも精力的に活動していたことも特徴ですね。
スカの王道といえる軽やかで楽しげなサウンドを主体としつつも、歌声やベースなどからは力強さが伝わり、スカコアの要素も強く感じられるバンドです。
(河童巻き)
Love MeLife Ball
LIFE BALLは1993年に早稲田大学のサークルで結成されたスカパンクバンドです。
スカパンクブームの初期に登場し、わずか3年という短い活動で強烈なインパクトを残して去って行った伝説ともいわれるバンドです。
ギターの裏打ちの音色、ベースのグルーブ感など、王道のスカパンクを感じさせるメロディーが印象的です。
ライブでのハチャメチャで荒々しいパフォーマンスも有名で、すべてを巻き込んで楽しい空間を作り上げるイメージが伝わります。
心のエネルギーを開放するすがたがイメージされる、パワフルな勢いのあるバンドです。
(河童巻き)
O.K. MANFEELFLIP
FEELFLIPは2004年に結成されたスカバンドです。
スカとカオティックを融合したスカオティックという独自の音楽ジャンルを提唱しているところも大きな特徴ですね。
それぞれの楽器が強烈な攻撃性を持って奏でられ、テクニカルで勢いのあるサウンドが作り出されています。
分厚くパワフルなサウンドとともに、攻撃的な勢いをもつ歌声も大きな特徴で、体の底にパワーを与えてくれるような印象です。
重量感がまず伝わってきますが、スカの要素もしっかりと取り入れられており、踊れる楽しさも伝わるところがポイントです。
(河童巻き)
Laugh at meCUTIE Pi
CUTIE Piは2001年に滋賀県の長浜市で結成されたスカバンドです。
ノリノリ西海岸スカ・パンクバンドと言われているように、楽しい疾走感が大きな魅力ではないでしょうか。
大人数のバンドだからこそ奏でられる分厚いサウンドが印象的で、奥行きのあるホーンセクションも華やかですね。
惜しまれつつ解散してしまったバンドではありますが、それぞれのメンバーが音楽活動を続けていたり、2017年にはオリジナルメンバーが集結してライブに出演したりと、つながりが途絶えてないこともうれしいバンドです。
(河童巻き)
小恋指〜コイユビ〜GOLLBETTY
GOLLBETTYは2004年に愛知県名古屋市にて結成されたスカロックバンドです。
名古屋地区限定で『SOUL FRESH』をリリース、全国流通でないにもかかわらずこれが大きくヒットしたことで、全国へと知名度を広げていきました。
紅一点であるG-YUNさんの明るく軽やかなボーカル、疾走感のあるパワフルなサウンドが大きな魅力ですね。
大所帯のバンドだからこその分厚い音が、心を奮い立たせてくれます。
2010年に惜しまれつつ解散しましたが、解散から12年後の2022年にバンドにとって大切な場所である名古屋のAPOLLO BASEの閉店を惜しんで、一夜限りの復活ライブをおこなったことも大きく注目されました。
(河童巻き)
Go! ! Go ! ! SKA La VAAAN! !マイアミバズーカヘッド
マイアミバズーカヘッドは1998年に神奈川県の厚木市で結成されたスカバンドです。
爆音SKA管弦楽団を名乗っており、大人数でのパワフルなサウンドが魅力的なバンドですね。
日本語の歌詞での軽やかな歌唱も特徴で、楽曲の世界観と楽しげな空気感がストレートに感じられます。
7年間をがむしゃらに走り続け、2006年に突如解散したバンドではありますが、数年に一度のペースで動きがあり、解散後であっても目にする機会があることもうれしいポイントですね。
(河童巻き)
PLETY FLYSKALL HEADZ
SKALL HEADZは2006年に結成されたスカパンクバンドです。
ホーンやギターの音色が分厚く鋭く響く、攻撃的なサウンドが大きな魅力ではないでしょうか。
メロコアの要素を感じるパワフルな音と、スカの軽やかな裏打ちの融合が、心に高揚感を与えてくれます。
攻撃的な中にスカの楽しさのような感情もイメージされるところも印象的ですね。
2017年にメンバーの脱退をきっかけに解散という形を選びましたが、残されたメンバーによる新しいバンドとしてMAYSON’s PARTYが結成されました。
(河童巻き)