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【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
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【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ

ジャマイカで生まれた音楽ジャンル「スカ」は、誕生以来さまざまなジャンルへと波及して、ここ日本でもスカに影響を受けた多くのバンドが活躍しています。

一口にスカといってもオーセンティックなスカを鳴らすグループや、イギリス発のパンクとスカが融合した2TONE SKA、さらにはメタリックなギターが盛り込まれたミクスチャータイプのサウンドまで実にバラエティ豊かなバンドが存在するのですね。

こちらの記事ではスカコアやスカパンク、ホーンセクション不在ながらもスカを感じさせるサウンドを鳴らすグループも含めて、幅広い意味での日本のスカバンドをまとめています。

日本のスカが知りたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!

もくじ

【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ

Whatevervagarious vagabondage

vagarious vagabondageは「名古屋とみせかけて豊明で結成」と語られているように、愛知県を中心として活動するスカバンドです。

メンバーの変化で管楽器がいなくなったタイミングがありつつも、ストレートなバンドサウンドでパワフルなスカを奏でています。

スカだけでなくレゲエやメタルなどからも影響を受けており、曲によってスピードも大きく変化、楽曲の幅の広さが大きな魅力ではないでしょうか。

スピードと重みのある独自のスカで、県内にとどまらず全国を走り回っているバンドですね。

河童巻き

Stoned Out!TIJUANA BROOKS

TIJUANA BROOKSは1998年に宮城県仙台市で結成されたスカバンドです。

アメリカに留学していたボーカルのTHE HIDEKIさんが、スカが全盛期であった現地の音楽に影響を受け、音楽仲間に声をかけたことがきっかけで結成されたと語られています。

スカパンクだけではなく、パンクロックのジャンルの一つ「オイ」も取り入れたサウンドで、疾走感の中にある攻撃的な重量感が大きな魅力ですね。

管楽器も全体的に低音を奏でている印象で、THE HIDEKIさんの声質やたたきつけるような歌い方とも重なって、パワフルな空気感をしっかりと強調していますね。

河童巻き

DxHxCFIVE STATE DRIVE

FIVE STATE DRIVEは2013年に愛知県の名古屋市で結成されたスカパンクバンドです。

地元のライブハウスを中心に活動を重ね、大型フェス「FREEEDOM NAGOYA」にも出演と、着実にステップアップしていきました。

「90年代のスカコアに影響を受けたメンバーとそうでもないメンバーが集まって活動」と語られているように、スカを中心としたメロディックなバンドサウンドを奏でている印象ですね。

パワフルでありつつもスカのリズム感をしっかりと感じられる楽曲で、ボーカルの声質からも楽しさが強く伝わってきますね。

河童巻き

Crack Fuck SteadyFREE KICK

Free Kickは2000年にギターボーカルを担当するHIDEKIさんを中心として、北海道苫小牧で活動をはじめたバンドです。

メンバーチェンジを繰り返しながら地道に活動を続けていく中で、2012年にはHEY-SMITHが主催の「HAJIKETE MAZARE FESTVAL」に出演し大きく注目されました。

楽曲の中での雰囲気の切り替わり、展開が変化するところが印象的で、低音が響くパワフルさとホーンの軽やかな音色が展開の中でしっかりと詰め込まれています。

スカの特徴ともいえる駆け抜けるような短い時間の曲であっても、引きつけるためのさまざまギミックを盛り込んでいるところがバンドの魅力ではないでしょうか。

河童巻き

Hands Up GirlsORESKABAND

ORESKABANDは2003年に大阪府堺市で結成されたガールズスカバンドです。

中学校の同級生、ブラスバンド部に所属していたメンバーを中心に活動を始めました。

活動の初期はありのままの学生のすがたを感じられる、ポジティブでポップな楽曲が印象的でしたが、年齢を重ねていくことで、スカを主体とした点は変えずに幅広い音楽性を身につけていったイメージが伝わります。

結成当初からの積極的なライブ活動、メンバーの変遷などのさまざまな経験を重ね、スカバンドとして確かな実力を蓄積していきました。

他のバンドのサポートを務めるメンバーもいたりと、日本のスカを語る上ではに欠かせないスカバンドです。

河童巻き

Save You LoveSCAFULL KING

SCAFULL KINGは1990年に結成されたスカバンドです。

1995年に一度解散が発表され、1996年にメンバーを増強して再始動、その後2001年に活動休止が発表され、2003年のSKAViLLE JAPANにシークレット出演したことから再始動と、危機をのりこえながらも着実に歩みを進めているバンドです。

活動が牛歩だと本人たちも語っているとおり、ライブ活動が多くない年もありますが、少しずつ人気を集めて日本のスカには欠かせないバンドの地位を確立しています。

伝統的なスカの裏打ち、ブラスサウンドを強調しつつも、楽しいスピード感を持った、スカパンクの王道といえる音楽性が大きな魅力で、楽しさと勢いが強調されているようなイメージが伝わります。

ボーカルがトランペットを兼任しているスタイルは珍しいので、つい注目してしまいますね。

周りを巻き込んで楽しい空間を作り出す、一体感が楽しいバンドです。

河童巻き