オラトリオの名曲。おすすめの人気曲
クラシック音楽の中でも、古くて宗教性が強く、たくさんの曲で作られているのがオラトリオです。
合唱か歌がオーケストラについているので、クラシックの中では聴きやすいと思います。
リズムもストレートで爽やかな教会のイメージを持っています。
もくじ
- オラトリオの名曲。おすすめの人気曲
- ソロモンの裁きMarc-Antoine Charpentier
- ブロッケス受難オラトリオGeorg Philipp Telemann
- 大洪水Michelangelo Falvetti
- 楽園とペリRobert Schumann
- カイン 最初の殺人Domenico Scarlatti
- ゲロンティアスの夢Edward Elgar
- 聖ルドミラAntonín Dvořák
- ベルシャザールの饗宴William Walton
- 火刑台の上のジャンヌ・ダルクArthur Honegger
- 長崎Alfred Schnittke
- 魂と肉体の劇Emilio de’ Cavalieri
- イエス・キリストの復活の物語Heinrich Schütz
- エリアス(エリア)Felix Mendelssohn
- 約束の地Jules Massenet
- エディプス王Igor Stravinsky
- キリストの幼時Hector Berlioz
- 平和の守りSergei Prokofiev
- 天地創造Franz Joseph Haydn
- クリスマス・オラトリオJ.S.Bach
- オリーヴ山上のキリストLudwig van Beethoven
- 受難オラトリオCarl Heinrich Graun
- ゴルゴタFrank Martin
- イェフタGiacomo Carissimi
- 7つの封印の書Franz Schmidt
- 森の歌Dmitri Shostakovich
- 第一戒律の責務Wolfgang Amadeus Mozart
- 勝利のユディータAntonio Vivaldi
- キリストFranz Liszt
- メサイアHändel
- 我らが時代の子Michael Tippett
オラトリオの名曲。おすすめの人気曲
ソロモンの裁きMarc-Antoine Charpentier
バロック期、フランスを代表する作曲家シャルパンティエは非常に多くの宗教音楽を書いています。
青年期にローマに留学し、オラトリオをフランスに持ち帰りました。
30曲以上のオラトリオを作曲し、その中でも代表的なのが「ソロモンの裁き」です。
ブロッケス受難オラトリオGeorg Philipp Telemann
後期バロックを代表するドイツの作曲家、テレマン。
クラシック音楽史上最も多作であった作曲家とされています。
やはり多作と言われるだけあり、受難オラトリオを数多く作曲しています。
ブロックスとはドイツの詩人で、彼の台本にヘンデルも曲をつけています。
大洪水Michelangelo Falvetti
イタリア17世紀の作曲家ファルヴェッティが作曲したオラトリオ。
旧約聖書「ノアの箱舟」を題材とした台本で書かれていて、神が地上に大洪水をおこすことを決める場面、混乱する人々の様子、嵐で多くの人が死ぬ様子、箱舟に乗って生き残ったノア一族が神に感謝を捧げる場面が音楽で描かれます。
楽園とペリRobert Schumann
「トロイメライ」で有名なドイツの作曲家、シューマンによるオラトリオです。
オラトリオはキリスト教を題材としたテーマが多いですが、このオラトリオはペルシア世界が題材となっています。
罪を犯して楽園を追放されたペリ一族の子供が再び楽園に入ることを許されるために捧げものを探すという内容。
カイン 最初の殺人Domenico Scarlatti
バロック期、イタリアを代表する作曲家スカルラッティ。
彼もいくつかのオラトリオを書いています。
旧約聖書の「カインとアベル」をモチーフにした音楽です。
カインとアベルは神に捧げものをしたのですが、アベルは神が望むものを捧げたのに対してカインの捧げものは気に入られなかったため、カインは怒ってアベルを殺してしまいます。
これが人生最初の殺人です。
最初のヴァイオリンソロが悲しい運命を予言するかのような音楽です。