ポルカの名曲。おすすめの人気曲
素朴で親しみやすいメロディと、速いテンポで思わず体を動かしたくなってしまうようなチェコ民謡の「ポルカ」という音楽ジャンルを皆さまはご存じでしょうか。
ジャンルの名前を知らずとも、実際にポルカの有名な曲を聴けばピンとくる方も多いはず。
日本では子供向けに『みんなのうた』で紹介されたこともありますし、変わったところで言えば、2000年代にフラッシュ・アニメーションや初音ミクが歌唱したことによって有名になったポルカの曲もあるのですよ。
本稿はそんな楽しい「ポルカ」の名曲たちをまとめた記事となっていますから、ぜひお子さまと一緒にお楽しみくださいね!
もくじ
- ポルカの名曲。おすすめの人気曲
- サッキヤルヴェン・ポルカ
- イエヴァン・ポルカ
- 狩り
- リヒテンシュタイン・ポルカ
- 爆発ポルカ
- 観光列車
- おどろう楽しいポーレチケ
- トリッチ・トラッチ・ポルカ
- 雷鳴と稲妻
- 憂いもなく
- ピチカート・ポルカ
- シャンペン・ポルカ
- 女心
- アンネン・ポルカ(シュトラウス1世)
- アンネン・ポルカ(シュトラウス2世)
- ホップ・スコッチ・ポルカ
- テープは切られた
- 鍛冶屋のポルカ
- はたけのポルカ
- クラリネット・ポルカ
- チック・タック・ポルカ
- 3本のファゴットのためのトリオより「ポルカ」
- 取りこわしポルカ
- 弦楽四重奏のための2つの小品より「ポルカ」
- 小さな水車
- チェコ組曲より「ポルカ」
- イタリアン・ポルカ
- 新ピチカート・ポルカ
- 騎手
- 町と田舎
- ビア樽ポルカ
- クラップフェンの森で
- ピッコロ・ポルカ
- ハンガリー万歳!
- 浮気心
- メキシコ組曲より「ポルカ」
ポルカの名曲。おすすめの人気曲
サッキヤルヴェン・ポルカ
タイトルの言葉の響きがすでにリズミカルで楽しそうな『サッキヤルヴェン・ポルッカ』は、本国では国民的な知名度を誇るフィンランド民謡です。
ポルカらしい明るく楽しいメロディとアコーディオンで奏でられる速いテンポのリズムが特徴的な楽曲ですが、実はタイトルとなっている地名の「サッキヤルヴィ」は悲劇的な歴史を持っており、歌詞もその悲しみが込められた内容となっているのですね。
日本ではあまり知られた楽曲ではなかったのですが、大人気アニメ『ガールズ&パンツァー』の劇場版が2015年に公開された際に、フィンランドをモデルとした高校のテーマ曲として劇中の登場人物がカンテレでこの楽曲を演奏するというシーンがあり、主にアニメ・ファンの間で知名度を上げた楽曲なのです。
余談ですが、実際にこの曲は先述したようにテンポが速く、カンテレで演奏する機会はほとんどないとのことですよ。
(KOH-1)
イエヴァン・ポルカ
フィンランドで親しまれている伝統的なポルカ。
日本では2006年に大人気アニメ『BLEACH』とコラボしたFlashアニメーションや、2007年に初音ミクが歌ったことをきっかけにしてネットを通じて話題になりましたよね!
CMソングやBGMとしても度々使用されているので耳にしたことがあるかもしれません。
2016年にはインターネット配信された『乃木坂46 4th Anniversary 乃木坂46時間TV』の中でメンバーの生田絵梨花さんが歌唱しています。
舌をかみそうな早口のフィンランド語が楽しいので、お子さんと親子で聴いてみてくださいね。
(みやび)
狩り
1875年に作曲されたオペレッタである『ウィーンのカリオストロ』の『おお、私の駿馬よ』から着想を得てヨハン・シュトラウスⅡ世が作曲したポルカ。
このオペレッタは狩りとはまったく関係がないそうですが、劇中に登場したモチーフを使って狩りの音楽ができあがったそうです。
ホルンやトランペットが狩りの合図を知らせ、鞭や鉄砲の音の表現がポイントになっている楽曲でもあります。
早いリズムでのりがよくお子さんに聴かせる曲としてもオススメですよ!
(みやび)
リヒテンシュタイン・ポルカ
ドイツのアコーディオン奏者であるウィル・グラーエの演奏で1957年にヒットしたポルカ。
グラーエは1939年に『ビア樽ポルカ Beer Barrel Polka』のカバーが全米で大ヒットを記録し、ポルカの王様と称された人物です。
アコーディオンの音色が軽快で自然と体が動いてしまうメロディですよね!
ドイツといえばビールとソーセージ。
乾杯の曲としても知られているそうです。
ドイツ語に親しむのにはよい楽曲かもしれませんね!
(みやび)
爆発ポルカ
ヨハン・シュトラウス2世が手がけたポルカで、彼の作品の中で最も人気がある楽曲のひとつと言えます。
タイトルの爆発はドイツの科学者であるクリスチアン・フリードリヒ・シェーンバインが綿状の火薬ニトロセルロースを発明したことにあやかって名前が付けられたそうです。
爆発という言葉は後に若者の流行語にもなったそうですよ!
シンバルや太鼓で爆発を表現していたり、最後に最大の盛り上がりを見せて大きな爆発音が入るのも面白い楽曲です。
(みやび)