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SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲

SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲

皆さん、SKAはお好きですか?

SKAという言葉は知らないという方でも、ギターのカッティングなどで2、4拍目を強調したビートのサウンドは、かならず一度は耳にしたことがあるはず。

いわゆるオーセンティックなSKAのみならず、SKAから派生した2トーン・ネオスカやスカパンク・スカコアがあり、他の音楽ジャンルの中にもSKAの要素が見られるなど、その影響力は大きなものがあります。

そこで今回は、ジャマイカが生んだポピュラー音楽、SKAの名曲や人気曲を洋楽邦楽問わず幅広くリサーチ!

SKAの入門編としても入りやすい内容でお届けします。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

もくじ

SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲

My Boy LollipopMillie Small

スカの歴史において、最も有名なヒット曲の一つとして筆頭に挙げられるのが『My Boy Lollipop』です。

ジャマイカ出身のシンガー、当時は10代だったミリー・スモールさんが1964年にリリースしたシングル曲で、アメリカとイギリスでチャート2位を記録、各国で大ヒットを記録しました。

軽快なスカ・ビートとキュートな歌声によるポップなメロディは、時代をこえて愛され続けています。

ちなみにこの曲、実は1956年にBarbie Gayeさんという白人少女が歌ったものが元ネタなのです。

50年代という古い時代に、スカに通じる裏打ちのビートをすでに導入していたことも興味深く、ぜひ合わせてチェックしてみることをオススメします!

KOH-1

Simmer DownThe Wailing Wailers

SKAの歴史を語る上で、欠かすことのできな名曲がこの『Simmer down』です。

レゲエの神様、ボブ・マーリーさんが在籍してたことでも知られる伝説的なグループ、ウェイリング・ウェイラーズが1964年にリリースした楽曲で、スカの歴史における初期のヒット曲とも言えるナンバーです。

これぞスカといった軽快なビート、まだ初々しさの残るマーリーさんの歌声、キャッチーなメロディ、どれを取っても真夏の海辺で聴いたら最高の気分になれそうです。

あのスカタライツが演奏に参加、伝説的なスタジオStudio Oneによる録音という要素も含めて、まさに歴史的な名曲と言えましょう。

KOH-1

GangstersThe Specials

70年代後半にイギリスではじまった2トーン~ネオスカ・ムーブメントにおいて最も有名なバンドといえば、ザ・スペシャルズでしょう。

ジャマイカのスカとパンクをたくみに融合させ、そのクールなファッションやアートワークも含めて、後のカルチャーに多大なる影響を及ぼしました。

そんな彼らが1979年にリリースしたデビューシングルにして、2トーン・レコードにとっても最初のヒットとなった楽曲を紹介します。

キング・オブ・スカ、と呼ばれるプリンス・バスターさんの楽曲『AL CAPONE』を引用しているところも含めて、過去の音楽へのリスペクトと当時の若者が持っていたみずみずしいセンスとが、幸せな出会いを迎えた名曲と言えるのではないでしょうか。

KOH-1

Carry Go Bring ComeJustin Hinds

ジャマイカを代表するアーティスト、ジャスティン・ハインズさんが「ジャスティン・ハインズ&ザ・ドミノズ」名義で1964年にリリース、本国で大ヒットを記録した名曲です。

スカやロックステディといったジャンルにおける、重要な楽曲であることはまちがいありません。

ほぼ全編に渡って鳴り響く陽気なホーンの響き、いかにもスカといったビートを聴いているだけで気分が良くなりますが、実は歌詞を読んでみると、かなり宗教色の強い内容なのです。

より深くスカおよびレゲエを知りたいという方は、そういった点も含めて掘り下げてみるのもよいでしょう。

KOH-1

Time BombRancid

どれだけの月日が流れようとも、この曲のイントロが流れた瞬間に爆発的な興奮が体内を駆け巡る、スカパンク史上屈指の名曲です。

スカパンクのベテランにして多くのバンドが憧れる存在、ランシドが1995年にリリースしてヒットを記録、バンドにとっても大きな飛躍のきっかけとなった、代名詞とも言える楽曲ですよね。

たとえこの楽曲を知らない人であっても、ライブでこの曲が演奏された時の凄まじい盛り上がりを見れば、その影響力がどれほど大きいのかを実感できるはず。

楽曲が収録されているアルバム『…And Out Come the Wolves』と合わせて、スカパンクに興味がある方は必ず聴いておきましょう!

KOH-1

RIP VAN WINKLETHE SKA FLAMES

日本のスカバンドの歴史において、スカフレイムスの名前は外せませんよね。

1985年に結成、日本発としては最初のスカバンドといわれ、本場ジャマイカの伝説的なミュージシャンたちとも共演を果たすなど、ワールドワイドな活動を続ける存在です。

そんな彼らにとっての代表曲の1つにして、ライブでも定番の名曲がこの『Rip Van Winkle』です。

1995年のアルバム『DAMN GOOD』に収録されており、まさにジャパニーズ・スカのクラシックと言える名曲ですよ。

野外のフェスでこの曲が流れ出したら、思わず踊り出したくなってしまうことまちがいなし!

KOH-1

Tears of a ClownThe Beat

ネオスカ・ムーブメントの立役者にして、イギリスで生まれた2トーンという音楽ジャンルの代表的な存在が、ザ・ビートです。

同名のバンドがアメリカにいた関係で、The English Beatという名義でも知られています。

そんな彼らが1979年にリリース、イギリスのシングルチャートで6位を記録したデビュー曲が『Tears Of A Clown』です。

白と黒を基調とした有名な7インチのジャケットやレコードラベルのデザインは、スカに興味のない方でも目にしたことがあるのでは?

実はスモーキー・ロビンソンさんが1970年にリリースした楽曲のカバーで、2トーンのアーティストたちのセンスの良さが伺えますよね。

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