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SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲

皆さん、SKAはお好きですか?

SKAという言葉は知らないという方でも、ギターのカッティングなどで2、4拍目を強調したビートのサウンドは、かならず一度は耳にしたことがあるはず。

いわゆるオーセンティックなSKAのみならず、SKAから派生した2トーン・ネオスカやスカパンク・スカコアがあり、他の音楽ジャンルの中にもSKAの要素が見られるなど、その影響力は大きなものがあります。

そこで今回は、ジャマイカが生んだポピュラー音楽、SKAの名曲や人気曲を洋楽邦楽問わず幅広くリサーチ!

SKAの入門編としても入りやすい内容でお届けします。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲

Independent JamaicaLord Creator

トリニダード島生まれのカリプソ・シンガーとして著名なロード・クリエイターさんは、ジャマイカ以外の出身アーティストにして、ジャマイカの音楽シーンに大きな影響を及ぼした存在の1人です。

ジャマイカの音楽の歴史を知る上では欠かせないアーティストとして、今もリスペクトされ続けています。

タイトルからしてジャマイカへのリスペクトが感じられるこの楽曲は、そんなクリエイターさんが1962年にリリース、代表曲の1つにしてジャマイカの国家独立を祝福した名曲。

ハッピーなカリプソといった雰囲気ですが、スカ好きにもアピールできる楽曲に仕上がっています。

KOH-1

One LoveThe Wailing Wailers

ボブ・マーリーさんの代名詞といってもいいほどに有名な楽曲『One Love』は、その親しみやすいメロディと素晴らしい歌詞が世界中の音楽ファンの共感を生み、時代をこえて愛され続けています。

レゲエに興味がない方であっても、一度は耳にしたことがあるでしょう。

ですが、今回のテーマはSKAです。

実はこの名曲、マーリーさんのキャリア最初期に所属していたグループ、ウェイリング・ウェイラーズがリリースしたのが最初ということはご存じでしたか?

1965年リリースのオリジナル・バージョンはテンポも速く、SKAらしい軽快で踊り出したくなるようなリズムになっているのです。

名曲の違った姿を、ぜひ体感してみてくださいね。

KOH-1

Sound SystemOperation Ivy

たった3年程度の活動ながら、その後のスカコア~スカパンクにおいて圧倒的な影響力を持つオペレーション・アイヴィー。

後にRANCIDを結成することになる、ティム・アームストロングさんとマット・フリーマンさんを中心とする伝説的なバンドです。

アメリカはサンフランシスコにある聖地ギルマン・ストリートで活躍していたことも踏まえて、存在自体が80年代後半以降のパンク・ロックの歴史そのものと言える彼らの残した楽曲はどれも名曲と言えますが、今回紹介している『Sound System』はスカパンク初心者でも聴きやすいキャッチーな王道ナンバーです。

興味を持たれた方は、彼らにとって唯一のアルバム『Operation Ivy』を必ず聴いておきましょう!

KOH-1

Date RapeSublime

Sublimeのデビュー・アルバム「40 Oz. to Freedom」からの曲。

リリース当初はあまり話題にならなかった曲ですが、4年後にLAのラジオ局KROQが流したことがきっかけで大ヒット曲となりました。

ミュージック・ビデオにはポルノ俳優のRon Jeremyが出演しています。

Dream GirlJeffries Fan Club

3rd Waveのスカ・バンドとしてカリフォルニアで活動していたJeffries Fan Clubは1996年に結成され、多くのバンドに影響を与えました。

彼らは5年間の活動期間中にすばらしい楽曲を残しましたが、2001年に解散しています。

Hey!Suicide Machines

デトロイトで結成されたSuicide Machinesは、90年代後半には最も人気のあるスカバンドの1つでした。

2006年にバンドは解散していますが、時折再結成ライブを行っています。

この曲はデビュー・アルバム「Destruction by Definition」に収録されています。