イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター
イギリスのミュージシャンが作り出す音楽は、不思議と日本人の耳と心にフィットするものが多いですよね。
どこか湿り気を帯びた歌声やメロディ、内省的な歌詞、耽美的な雰囲気など……デビュー初期は本国よりも高い人気と知名度を誇ったクイーンなどの例に挙げるまでもなく、UKロックと日本人の愛称は抜群と断言してもいいのではないでしょうか。
今回は、日本とは同じ島国で共通点も多いイギリスが生んだ人気のアーティストやシンガーソングライターをピックアップ、時代を問わず幅広いラインアップでお届けします。
あなたのお好きな邦楽のアーティストに影響源を知るきっかけとなるかも?
ぜひご覧ください!
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イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター
CrazySeal
1990年代に大活躍したイギリス出身のシンガー・ソングライター、シールさん。
ソウルやR&Bを主体としたアーティストですが、一般的なソウル・R&Bシンガーと比べた場合、非常に個性的な音楽性を持っています。
ブラジルとナイジェリアの両親を持つため、そういった背景が個性的な音楽性を作り上げているのかもしれませんね。
そんな彼の歌声は非常にハスキーで、一度聞けば耳に残ることでしょう。
音楽を聴くとき、声にこだわるという方はぜひチェックしてみてください。
(Ryo)
Boo’d UpElla Mai
現代イギリスのオルタナティブR&Bシーンの中でも、ジョルジャ・スミスさんらと並んで人気を集める存在が、イギリスはロンドン出身で1994年生まれのエラ・メイさんです。
ジャズ・ボーカリストの伝説、エラ・フィッツジェラルドさんからその名前が付けられたというエラ・メイさんは、12歳でロンドンからニューヨークに移り住んで、高校卒業後にイギリスに帰国したという経歴の持ち主。
イギリスで人気の高いオーディション番組「Xファクター」にグループの一員として出演するも、オーディションに落ちてそのまま解散してしまったそうです。
その後、2015年にSoundCloud上で公開した自主制作のEPが注目を集め、アメリカのレコード・レーベルと契約を果たします。
3枚目のEP『Ready』に収録されていた楽曲『Boo’d Up』が人気となり、2018年にはMVが公開され、アメリカのビルボード・チャートで最高5位という大ヒットを記録、内外で大絶賛を浴びました。
90年代的な空気感をまとったメロウな雰囲気ながらも、しっかりと2010年代後半のリアルが詰まった見事な楽曲は、そのまま彼女の代名詞となりました。
満を持してリリースされたデビュー・アルバム『Ella Mai』も期待を裏切らない素晴らしい作品となっています。
本国イギリスよりアメリカで受けている、というのもなんとなくわかる音ですね。
(KOH-1)
Back To BlackAmy Winehouse
素晴らしくソウルフルでハスキーな歌声を持ち、レトロなソウルやジャズ、R&Bを現代的に解釈したサウンドと、60年代的なビーハイブヘアも印象深い、本人の圧倒的な存在感で人気の歌姫となるも、27歳という音楽業界ではいわくつきとも言える年齢でこの世を去ってしまったエイミー・ワインハウスさん。
当時は、スキャンダラスな私生活が日本のお茶の間にまで知れ渡るほど話題を集めていたエイミーさんですが、2011年7月の死から10年近くが過ぎた今、あらためて彼女の残した音楽的な功績に目を向けていただきたいと願います。
アデルさんやダフィ―さんなど、60年代風のソウルなどから影響を受けた歌姫がデビューを果たした2000年代中盤以降の英国シーンにおいて、2003年にすでにデビューを果たしていたエイミー・ワインハウスさんは、先駆的な存在だったと言えるかもしれません。
生前に残したオリジナル・アルバムはたったの2枚ですが、その2枚の完成度の高さは折り紙付きで、いつ聴いても色あせるものではありません。
まずはデビュー・アルバム『Frank』とセカンド・アルバム『Back to Black』をどちらも聴いていただいて、その後未発表曲集『Lioness: Hidden Treasures』を聴くことをオススメします。
(KOH-1)
GhostElla Henderson
人気オーディション番組『X Factor』の第9シーズンに出場したことをキッカケに国内で人気を集めるようになった女性シンガーソングライター、エラ・ヘンダーソンさん。
優勝に対するモチベーションは他の参加者よりも凄まじかったのですが、結果は惜しくも6位でした。
とはいえ彼女のパフォーマンスは非常に印象的で、低音ボイスが表現するダーティーな雰囲気は非常に魅力的です。
アデルさんやデュア・リパさんのような音楽性が好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
(Ryo)
SacrificeElton John
1969年のソロ・デビュー以降、世界的なトップ・アーティストとして音楽史に残る成功を収めた天才シンガー・ソングライター、エルトン・ジョンさん。
『僕の歌は君の歌』や『キャンドル・イン・ザ・ウインド』など、多くの大ヒット曲を世に送り出し、20世紀以降のポピュラー音楽界にその名を刻む偉大な存在です。
その半生を映画化したミュージカル映画『ロケットマン』のヒットも記憶に新しく、この作品からエルトンさんを知ったという若い音楽ファンも多くいるのではないでしょうか。
全盛期と呼べる時期は主に1970年代の作品ですが、2016年にリリースされたアルバム『Wonderful Crazy Night』がイギリスやアメリカなど各国でトップ10入りを果たすなど、メロディーメイカーとしての才能は年齢を重ねても健在です。
映画をご覧になった方はご存じのように、エルトンさんは基本的に作詞はせずに、生涯の盟友と言えるバーニー・トーピンさんがメインで作詞を担当しているというのが興味深いですよね。
世界中の音楽ファンに愛され続ける魔法のようなメロディと歌声を、まずはベストなどのコンピレーション盤からチェックしてみてはいかがですか。
(KOH-1)
Don’t Let Me DownThe Beatles
イギリスを代表するというよりも、世界的な伝説となったロックバンドがビートルズです。
彼らが、イングランド・リバプール出身だということはあまりにも有名でしょう。
ギネスに、最も成功したグループアーティストとして認定されるなど、名実共に頂点に君臨するバンドです。