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イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター

イギリスのミュージシャンが作り出す音楽は、不思議と日本人の耳と心にフィットするものが多いですよね。

どこか湿り気を帯びた歌声やメロディ、内省的な歌詞、耽美的な雰囲気など……デビュー初期は本国よりも高い人気と知名度を誇ったクイーンなどの例に挙げるまでもなく、UKロックと日本人の愛称は抜群と断言してもいいのではないでしょうか。

今回は、日本とは同じ島国で共通点も多いイギリスが生んだ人気のアーティストやシンガーソングライターをピックアップ、時代を問わず幅広いラインアップでお届けします。

あなたのお好きな邦楽のアーティストに影響源を知るきっかけとなるかも?

ぜひご覧ください!

イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター

CreepRadiohead

レディオヘッドは1993年にデビューした、イギリスのオックスフォード出身のロックバンドです。

明るく楽しいロックを否定し、暗い雰囲気と意外性のある曲展開という彼らのスタイルは、後のUKロックシーンに大きな影響を及ぼし、彼らのフォロワーバンドが後を絶ちませんでした。

BanquetBloc Party

ブロック・パーティは、イングランド・ロンドン出身のロックバンドです。

ナイジェリア人の両親を持つケリー・オケレケがフロントマンの一風変わったUKバンドで、黒人独特のリズムセンスとUKらしいスタイリッシュなメロディで独特の存在感を放っています。

A Place Called HomePJ Harvey

PJハーヴェイさんの名前や音楽を知っているという方は、残念ながらここ日本であれば洋楽に詳しい方や、90年代以降のオルタナティブ・ロックを愛好する熱心な音楽ファンに限られています。

2017年の1月に何と22年ぶりとなった来日公演が実現した際には、SNS上や音楽メディアなどでその名前が話題となって、なんとなく名前だけは目にしたという方はいらっしゃるかもしれませんね。

1991年にインディーズでシングルをリリースしてデビューを果たしたPJハーヴェイさんは、赤裸々な歌詞と過激なスタイルが当時の女性アーティストとしては画期的とされたデビュー作『Dry』が、あのニルヴァーナのカート・コバーンさんが好きなアルバムに挙げたことで話題を集めます。

その後も音楽的なスタイルを変えながら、初期の荒々しく乾いたロックも、トリップ・ポップへの接近も、シンプルなポップでも、ピアノ主体のアルバムであろうとも、すべてがPJハーヴェイさんの音楽として成立しているのが素晴らしい。

まさに、真の意味でオルタナティブなアーティストと言えるのです。

わかりやすいメロディが盛り込まれ、商業的にも成功した2000年作の『Stories from the City, Stories from the Sea』辺りから、彼女の音楽に触れてみることをオススメします。

KOH-1

Common PeoplePulp

パルプは、イギリスのロックバンドです。

オアシスやブラーなどの有名なバンドに比べると、日本ではそこまで知名度のあるバンドではないかもしれませんが、ブリットポップブームの主役として、本国イギリスでは社会現象になるほどの人気を誇りました。

BrianstormArctic Monkeys

2006年にデビューしたアークティック・モンキーズはイングランド出身のロックバンドです。

なんとデビューアルバムがいきなり全英チャート初登場1位を飾り、「オアシス以来の衝撃」と報じられました。

以降、UKロックを代表するバンドとして活動を続けています。

ちなみに、ロンドンオリンピックの閉幕式で演奏したりもしています。

ChocolateThe 1975

ザ・ナインティーンセヴンティファイヴは、数年前にデビューしたマンチェスター出身のロックバンドです。

自身のバンド名と同じタイトルのデビューアルバムがいきなり全英チャート1位を獲得するという衝撃的なデビューを飾っています。

80年代ポップスやポストパンク、R&Bなど幅広い楽曲を作りつつも、常にキャッチーで聴きやすいのが彼らの音楽の特色かもしれません。