イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター
イギリスのミュージシャンが作り出す音楽は、不思議と日本人の耳と心にフィットするものが多いですよね。
どこか湿り気を帯びた歌声やメロディ、内省的な歌詞、耽美的な雰囲気など……デビュー初期は本国よりも高い人気と知名度を誇ったクイーンなどの例に挙げるまでもなく、UKロックと日本人の愛称は抜群と断言してもいいのではないでしょうか。
今回は、日本とは同じ島国で共通点も多いイギリスが生んだ人気のアーティストやシンガーソングライターをピックアップ、時代を問わず幅広いラインアップでお届けします。
あなたのお好きな邦楽のアーティストに影響源を知るきっかけとなるかも?
ぜひご覧ください!
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イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター
A Place Called HomePJ Harvey
PJハーヴェイさんの名前や音楽を知っているという方は、残念ながらここ日本であれば洋楽に詳しい方や、90年代以降のオルタナティブ・ロックを愛好する熱心な音楽ファンに限られています。
2017年の1月に何と22年ぶりとなった来日公演が実現した際には、SNS上や音楽メディアなどでその名前が話題となって、なんとなく名前だけは目にしたという方はいらっしゃるかもしれませんね。
1991年にインディーズでシングルをリリースしてデビューを果たしたPJハーヴェイさんは、赤裸々な歌詞と過激なスタイルが当時の女性アーティストとしては画期的とされたデビュー作『Dry』が、あのニルヴァーナのカート・コバーンさんが好きなアルバムに挙げたことで話題を集めます。
その後も音楽的なスタイルを変えながら、初期の荒々しく乾いたロックも、トリップ・ポップへの接近も、シンプルなポップでも、ピアノ主体のアルバムであろうとも、すべてがPJハーヴェイさんの音楽として成立しているのが素晴らしい。
まさに、真の意味でオルタナティブなアーティストと言えるのです。
わかりやすいメロディが盛り込まれ、商業的にも成功した2000年作の『Stories from the City, Stories from the Sea』辺りから、彼女の音楽に触れてみることをオススメします。
(KOH-1)
Don’t Look Back Into The SunThe Libertines
ザ・リバティーンズは、イギリスのロックバンドで、ガレージロック・リバイバル・ムーブメントにおいてその存在を輝かせたバントの一つです。
その音楽だけでなく、ファッションでも影響力を持った存在でしたが、トラブルが絶えず、解散・再結成の道をたどっています。
The PeopleThe Music
ザ・ミュージックは、イギリスのロック×ダンスミュージックが特徴のロックバンドです。
バンド名と同名タイトルのアルバムでデビューし、その同じ年に来日、フジロック・フェスティバルでの満員御礼状態での圧倒的パフォーマンスは今でも語り草となっています。
Pump It UpElvis Costello & The Attractions
イギリスが生んだ偉大なアーティストというテーマを語る際に、エルヴィス・コステロさんの名前は欠かせません。
パンク・ブームが巻き起こった1970年代後半にデビューを果たしたコステロさんは、パンキッシュかつポップでピアノが弾けるR&Rを鳴らして、パブロックと呼ばれるジャンルの中で注目を集めます。
際立ったメロディ・センスはこの時点で開化しており、代表曲の1つとなったメロウな「Alison」もデビュー・アルバムに収録されていますね。
黒縁メガネにジャズマスターという特徴的なスタイルは、後にMr.Childrenの桜井和寿さんが愛情を持って「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」の曲調とMVでオマージュしていますよね。
80年代以降のコステロさんはより大人の音楽へとシフトし、カントリーなどのルーツ色の強いサウンドにも挑戦します。
1999年には名作映画『ノッティングヒルの恋人』の主題歌となった、シャルル・アズナヴールさんのカバー曲『She』が大ヒットを記録しています。
この曲のイメージが強ければ、甘いメロディの楽曲をしっとり歌う大人のシンガーという印象を抱いている方も多いかもしれませんね。
長い音楽キャリアの中で、ジャズ畑やクラシック畑のアーティストと積極的に共演するなど、一定の音楽性にとどまらない活動を続けるコステロさんの音世界は、どうあれ英国人らしさが貫かれていると感じます。
(KOH-1)
Blue MondayNew Order
ニュー・オーダーはイギリスのテクノロックバンドです。
1980年の結成以来、ロック・エレクトロシーンを引っ張ってきたバンドといえるかもしれません。
代表曲『Blue Monday』がスマッシュヒットし、以降エレクトロの方向性を強め代表格となるまでに至りました。
DakotaStereophonics
ステレオフォニックスは、イギリスのウェールズ出身のロックバンドです。
ハスキーボイスの骨太ロックで、セカンドアルバムから5作連続全英1位を獲得するなど商業的に成功している一方、音楽性の評価も高いバンドです。