ワルツの名曲。おすすめの人気曲
ワルツの名曲を一挙紹介!
定番のワルツから、マイナーなワルツまで幅広くピックアップしてみました!
ワルツの魅力はなんといっても、3拍子ではないでしょうか?
独特の拍子がロマンチックな雰囲気をかもしだしていますよね。
長調でも短調でも魅力的な音楽だと思います。
今回は、そんなワルツの特集!
「こんな良い曲があったんだ」みたいな発見もあるかもしれませんよ?
さまざまな曲調からピックアップしているので、ぜひ最後までご覧ください!
もくじ
- ワルツの名曲。おすすめの人気曲
- ワルツ 第4番 ヘ長調Frederic Chopin
- ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」Fryderyk Franciszek Chopin
- 「仮面舞踏会」より「ワルツ」Aram Khachaturian
- ロマンチックなワルツClaude Debussy
- ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1 「告別」Frederic Chopin
- ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64-2Frederic Chopin
- ワルツ第14番 ホ短調「遺作」Frederic Chopin
- マリーの金婚式Jean Gabriel Marie
- メフィスト・ワルツ 第1番Franz Liszt
- 高雅で感傷的なワルツMaurice Ravel
- 美しき青きドナウJohann Strauss II
- ワルツ第10番 ロ短調 作品69-2Frederic Chopin
- 花のワルツPeter Ilyich Tchaikovsky
- ドナウ河のさざなみIosif Ivanovici
- ワルツOp.65-6Sergei Prokofiev
- ワルツ「春の声」Johann Strauss II
- ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin
- シンデレラと王子Op.102-1Sergei Prokofiev
- 金と銀Franz Lehár
- ワルツ11番 変ト長調作品70-1Frederic Chopin
- ドイツ風ワルツRobert Schumann
- 波濤を越えてJuventino Rosas
- スケーターズ・ワルツÉmile Waldteufel
- 皇帝円舞曲Johann Strauss II
- ワルツ15番 Op.39-15Johannes Brahms
- ウィーン気質Johann Strauss II
- 「白鳥の湖」第1幕「ワルツ」Peter Ilyich Tchaikovsky
- 華麗なる大円舞曲Frederic Chopin
- 女学生Émile Waldteufel
- 「メリー・ウィドウ」よりワルツFranz Lehár
- ウィーンの森の物語Johann Strauss II
- ワルツ・ブリランテ op.89-4Johann Burgmüller
- 眠れる森の美女「ワルツ」Peter Ilyich Tchaikovsky
ワルツの名曲。おすすめの人気曲
ワルツ 第4番 ヘ長調Frederic Chopin
快活な曲調から『子猫のワルツ』とも呼ばれている、『ワルツ 第4番 ヘ長調 作品34-3』。
ネコが走り回って遊んでいる光景が目に浮かぶような、かわいらしい作品ですよね。
発表会曲やコンクールの課題曲として取り上げられることも多く、演奏効果の高い曲として親しまれています。
冒頭部分のアルペジオは、高らかに堂々と、そして、キラキラと輝くような右手の細かなパッセージは、明るくクリアな音で演奏しましょう。
左手の伴奏は、とにかく軽やかに前向きに弾けるよう、片手の練習も丁寧に行ってみてくださいね。
(ゆり)
ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」Fryderyk Franciszek Chopin
『子犬のワルツ』のタイトルでおなじみの『ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1』は、フレデリック・フランソワ・ショパンの恋人ジョルジュ・サンドの飼い犬が、自分の尻尾を追いかけてくるくる回る様子を、即興的に曲に表した作品とされています。
かわいらしさと勢いのあるテンポ感で、ピアノを習う子供たちからも大人気の1曲です。
粒をそろえていくためには、練習を積み重ねることはもちろん、指がスムーズに動く指使いを選ぶことも大切。
譜読みの段階で正しい指使いを徹底することで、テンポを無理なく上げられますよ!
(ゆり)
「仮面舞踏会」より「ワルツ」Aram Khachaturian
ハチャトゥリアンの作曲です。
彼の1941年初演の劇音楽「仮面舞踏会」の中の一曲ですが、後にハチャトゥリアン自身によって管弦楽のための組曲に編成されています。
織田信成や浅田真央を初め多くのフィギュアスケート選手がこの曲を使っています。
ロマンチックなワルツClaude Debussy
フランスの作曲家ドビュッシーの作品です。
1890年の作曲で、ショパンの影響が強いとされています。
ドビュッシーはパリ音楽院に入学する前には、ショパンの弟子であるフルールヴィル夫人についていたということですから、そのあたりのことも関係しているのかもしれません。
ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1 「告別」Frederic Chopin
甘い恋のエピソードとともに親しまれている優雅な旋律の曲。
パリに住んでいたショパンが旅行の帰途に立ち寄ったドレスデンで出会ったマリア・ヴォドジンスカに献呈されており、彼女はショパンにとって唯一結婚を約束した女性でした。
しかし、この恋は結局成就することはなく、彼女が「決別」の手紙をショパンに送ったために、この曲は「別れのワルツ」または「告別」とも呼ばれています。
半音階下降進行による旋律や、途中に見られるマズルカ風のリズムが魅力的な1曲です。
(HATSUMI)
ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64-2Frederic Chopin
ショパンの作曲で、主題にマズルカが採用されるなど、ショパンの作曲技術の集大成ともいわれています。
生前に出版された最後の作品の一つです。
女子フィギュアスケートの浅田真央選手が2011-2012シーズンにおいてエキシビションで使用していた曲ですので、聴き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
ワルツ第14番 ホ短調「遺作」Frederic Chopin
「ピアノの詩人」とも呼ばれているポーランドを代表するフレデリック・ショパンの作品。
豊かな技法バリエーションを持ち、充実した音楽的書法で曲全体がまとめられている1曲です。
主部は技巧的な性格を前面に出し、跳ね回るかのような雰囲気をかもし出しています。
中間部に入るとガラッと雰囲気が変わって甘い旋律となり、息の長いフレーズ感や、左手の低音から上がってくる音形などが特徴的です。
華やかさの中にどこか叙情的な雰囲気が漂う、格好良く魅力的な作品です。
(HATSUMI)