ワルツの名曲。おすすめの人気曲
ワルツの名曲を一挙紹介!
定番のワルツから、マイナーなワルツまで幅広くピックアップしてみました!
ワルツの魅力はなんといっても、3拍子ではないでしょうか?
独特の拍子がロマンチックな雰囲気をかもしだしていますよね。
長調でも短調でも魅力的な音楽だと思います。
今回は、そんなワルツの特集!
「こんな良い曲があったんだ」みたいな発見もあるかもしれませんよ?
さまざまな曲調からピックアップしているので、ぜひ最後までご覧ください!
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ワルツの名曲。おすすめの人気曲
マリーの金婚式Jean Gabriel Marie
フランスの作曲家ガブリエル・マリーによるガヴォット風の小品。
フランス語のタイトル「サンカンテーヌ」は「50」を意味し、50回目の結婚記念日を金製品の贈り物で祝う、文字通り「金婚式」を指しています。
哀愁を帯びた旋律で格調高い雰囲気の中で始まり、中間部は明るく力強い祝福に満ちた雰囲気に変わります。
荘厳さと明るく澄んだ雰囲気を併せもっており、その美麗な旋律からさまざまな編成に編曲され演奏されている1曲です。
(HATSUMI)
美しき青きドナウJohann Strauss II
ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでアンコールの定番となっている『美しく青きドナウ』。
これは「ワルツ王」と呼ばれているシュトラウス2世の代表作品といわれ、プロシアとの戦いに敗戦した祖国を元気づけようと、彼が1867年にウィーン男声合唱協会の依頼を受けて書いたものです。
ドナウ運河の美しさを描写した作品で、現在ではオーストリアの第2国歌といわれるほど国民に親しまれています。
澄んだ青い水が日の光を受けながらウィーンの市内をゆっくりと流れていくような、穏やかで明るい曲です。
(HATSUMI)
ワルツ第10番 ロ短調 作品69-2Frederic Chopin
ショパンの作曲。
短調の曲であるため、長調のワルツのような華やかさはありませんが、どこか哀愁を感じさせるような、非常に美しい旋律の曲です。
同じくショパンの第9番「別れのワルツ」と同様に、感傷的すぎるということで生前の発表が控えられたともいわれており、ショパンの死後友人によって出版されています。
メフィスト・ワルツ 第1番Franz Liszt
リストらしいヴィルトゥオーゾ風の技巧がふんだんに盛り込まれている難曲の中の1曲。
メフィストがバイオリンでワルツを弾き、人々はおどる。
やがてマルガレーテという娘を見つけたメフィストは森へ抜け出す。
夜空にはナイチンゲールが歌声を聴かせるといった内容を具体的に描写している曲です。
優雅なワルツというよりは、「狂喜乱舞」と言った趣きの圧倒的なエネルギーが満ちている、壮麗なピアノの技巧がたっぷりと楽しめる1曲です。
(HATSUMI)
波濤を越えてJuventino Rosas
メキシコの作曲家フベンティーノ・ローサス作曲のワルツ。
彼は、幼いころからありとあらゆる音楽関係の仕事に就いて生計を立てていました。
作曲に関してはほとんど独学で、オーケストラやブラスバンドを率いて国際的な演奏旅行も行っていました。
この曲は、メキシコ湾の澄んだ青い海を思い起こさせるような、優雅で明るい曲調が特徴的です。
フルートやハープの音色が水面に当たった日の光を描写しているようですね。
その明るさから、遊園地やレジャー施設などのBGMとして使われることも多い曲です。
(HATSUMI)
花のワルツPeter Ilyich Tchaikovsky
チャイコフスキーが書いた最後のバレエ音楽『くるみ割り人形』の中の1曲。
『くるみ割り人形』はクリスマスの夜の物語。
主人公の少女クララがもらったくるみ割り人形は、実は魔法にかけられた王子様で、二人は一緒にネズミの王様と戦ったり、おとぎの国を訪ねたりといった冒険をします。
この『花のワルツ』は、おとぎの国を訪れた二人を歓迎して住人たちがおどる群舞。
メロディーメーカーと呼ばれるチャイコフスキーの、優雅で不思議な雰囲気を持つ旋律をお楽しみください。
(HATSUMI)