【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ
民族音楽って、ロックとかジャズとかR&Bとか、いわゆる音楽ジャンルでくくられた作品とはまた違った魅力がありますよね!
今自分がいる場所とは違う世界が見えてくるというか……こう、言葉にできない情景が心の中に広がるような。
今回この記事では、世界各地で親しまれている民族音楽をたくさんご紹介していきます。
異国情緒あふれる作品だったり、意外と身近に感じられる曲だったり、ほんと幅広くそろいました!
ここに載っている楽曲を聴いて、ぜひ新しい扉を開きましょう!
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【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ
オー・ソレ・ミオ
イタリアを代表する音楽「カンツォー」ネ。
定義が曖昧なジャンルですが、19世紀末から20世紀初頭に作られたイタリアの大衆音楽として今回は紹介したいと思います。
カンツォーネはオペラとして歌われることが多く、世界的な知名度も十分にあります。
こちらの『オー・ソレ・ミオ』はその中でも特に有名な作品で、日本でも教科書などに載っています。
民謡ではありませんが、イタリアの古き良き音楽を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
(Ryo)
シエリト・リンド
ユネスコの無形文化遺産にも登録されているメキシコの音楽「マリアッチ」。
『シエリト・リンド』はキリノ・メンドーサ・イ・コルテスによって作曲されたマリアッチの名曲の一つで、メキシコ国内ではサッカーの応援歌としても親しまれています。
ラテンの雰囲気を存分に味わえる、爽快な曲調が耳に残りますね。
マリアッチには「楽団」という意味合いがあるのですが、つまり同じ『シエリト・リンド』でも演奏する人々によって聴こえ方が違うということ。
ぜひあなた好みの作品を探してみてください。
(荒木若干)
何という心の痛み
音楽を通じて社会を変えようとした、活動家の側面も持つ音楽家、ビオレータ・パラの『何という心の痛み』。
チリ、ひいては南アメリカの音楽体系「フォルクローレ」の名曲の一つです。
タイトルにあるように痛む心をそのまま表現した作品で、牧歌的な空気感を持つ曲調のせいか、物悲しさがさらに増しているような気がします。
フォルクローレの地域性や文化については、調べれば調べるほどに興味深く感じられるはずなので、よかったらぜひ。
(荒木若干)
愛の喜びは
フランス圏の音楽体系、シャンソン。
言葉の意味としては「歌」なので、特定の演奏方法や歌い方を指すジャンルではありませんが、しかしゆったりとした曲調に大人びたメロディーの印象が強い音楽ですよね。
日本ではジブリ映画『紅の豚』で歌われた『さくらんぼの実る頃』が有名でしょうか。
今回ご紹介している『愛の喜びは』も、世界で愛されているシャンソンの一つ。
自分のもとを離れていった女性への未練を歌った、悲しいラブソングです。
(荒木若干)
ある恋の物語
社交ダンスの演目として有名な「ルンバ」。
キューバ生まれの音楽なのですが、細かく言うともともと、私たちの知るルンバは「ソン」というラテンミュージックの一つでした。
それが世界中で聴かれるようになり、ダンス曲として使用されるなどして独自に進化、今は民族音楽という枠から出て一音楽ジャンルとして定着しています。
ということで『ある恋の物語』もそいいう中の1曲。
いなくなってしまった大切な人への思いを歌う、悲しい愛の歌です。
(荒木若干)
ジョブ・オブ・ジャーニー・ワーク
民族音楽とダンスは切っても切れない関係なのかもですね。
こちら『ジョブ・オブ・ジャーニー・ワーク』はアイルランドの音楽。
アイリッシュ・ダンスと呼ばれる踊りでよく使われている楽曲です。
上半身はあまり動かさず、小刻みにステップを踏んで靴音を鳴らす、いわゆるタップダンスのような動きが特徴的なアイリッシュ・ダンス。
実際に映像で観れば、アイリッシュ音楽の華やかでリズミカルな曲調とぴったりなのがわかると思います。
(荒木若干)